小沢ガールズも、その顛末(てんまつ)をよく見ておいたほうがいい。自民党の前衆院議員・片山さつき、佐藤ゆかり両氏が、「みんなの党に移籍を図って失敗していた」ことが話題になっている。
しかも、交渉の窓口になった「みんな」側の担当者が、小泉チルドレン華やかなりし頃、彼女らの"手下"的存在だった若手議員だったことが、失笑の原因になっているようだ。
「みんなの党で二人の相手をしたのは、自民党から移籍した、当選2回目の山内康一氏(36歳)。片山氏らは現職時代、同期ながら年齢が若い山内氏をアゴでこき使っていました。ところが山内氏は、小政党とは言え、いまやみんなの党の国対委員長で副幹事長。二人は"パシリ"扱いしていたかつての同僚から『ウチには要りません』と通告されたのです」
(自民党中堅代議士)
民主党は金銭疑惑続出でダメ、自民党は相も変わらぬ体質でもっとダメ、という現在、みんなの党は「第三極」の存在として注目が集まりつつある。最近の調査では、仮にいま総選挙となれば、同党は「およそ20議席を獲得する」(同)という予測すら出ているという。
議席を失い、永田町の浪人生となっていた片山、佐藤両氏にしてみれば、みんなの党は、さぞ魅力的な移籍先に見えるだろう。
「でもみんなの党にしてみれば、せっかく有権者に良い印象を持たれているのに、うらぶれた候補を引き入れたくはない。『後ろ向きの候補選定はやめよう』と党内から猛烈に異論が出て、移籍が頓挫したのです」(全国紙政治部記者)
その後、佐藤氏はなんとか自民党の参院比例候補に滑り込んだが、片山氏は引き続き流浪中。自民党内には、「離婚した舛添要一氏が総裁になる可能性も出てきたので、片山氏は彼に頭を下げる立場になりたくないのだろう」という穿(うが)った見方もある。
彼女の"プライド"の行き着く先が決まるのは、いったい、いつになるのやら。
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