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ITトレンド・セレクト
2012年07月26日(木) 小林 雅一

どんな"呟き"が飛び出すか---ロンドン五輪で注目が集まる選手たちのツィッター利用

〔PHOTO〕gettyimages

 現地時間の今月27日から開催されるロンドン・オリンピックでは、各種競技の経過や結果と共に、参加選手のツィッター利用に多大な関心が集まっている。国際オリンピック委員会(IOC)は今回のロンドン大会を史上初の「ソーシャルメディア・オリンピック」と位置付け、積極的にツィッターで発信するよう選手達に促している。

 大会期間中、優に1000人を超えるアスリートがツィッターで情報を発信し、世界中のファンがそれに応えることで、ロンドン大会のピークとなる男子100メートル走の決勝時には、1億個以上のツィートが飛び交うと見られている。

 オリンピック選手がツィッターを本格的に利用し始めたのは、2010年の冬季バンクーバー五輪と言われる。以来、各種競技のシーズン中、あるいはシーズン・オフを問わず、アスリート達が発する様々なツィートは、彼らのファンのみならず、一般大衆の関心を集めてきた。

 そこには選手の生の心情が吐露されたり、ライバル同士の嫉妬や中傷のコメントが行き交ったり、彼らしか知らないスポーツ界の実態や裏事情、あるいはスキャンダルなどが暴露される可能性があるからだ。実際、過去にはオーストラリアの女子競泳のトップ・アスリートが露出度の高い水着をつけた自身の写真を載せたり、他国の選手を中傷するなどのツィートが物議を醸したことがある。

メディアよりも選手自身がニュースを流す時代に

 つい先日も、元オリンピック選手が「2007年のシドニー・オリンピックでは7万個のコンドームが選手村で配布され、すぐに底をついた。五輪村はセックス天国」と米メディアに暴露し、大きな話題となった。しかも今回のロンドン五輪では、テレビや新聞に頼らずとも、アスリート自身がツィッターという情報発信の手段を有している。もっとも妙なことを呟けば自身の評判を落とすだけに、選手も迂闊(うかつ)な発言は控えるだろうが、少なくとも技術的には大会期間中にライブでこの種のスキャンダルが噴出する可能性はなきにしもあらずだ。

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