あなたの血管を健康に!
タマネギエキスで夏を乗り切る

(「仕事のヒント」取材班)

ジメジメとした梅雨も明け、いよいよ夏本番。昨年に続いて2度目の節電の夏を迎えるにあたり、やはり気になるのが暑さ対策、熱中症対策だ。節電のために暑さを我慢しすぎれば、熱中症になる恐れがあるだけでなく、脱水症状による脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクも高めてしまう。

「タマネギのなかに動脈硬化を予防するポリフェノールの一種があって、一定の効果が数値として出たということから、動脈硬化性疾患の予防効果を裏付ける結果になったと思います。私自身、患者さんに対して、まずは生活改善や食事療法から始めるので、薬に頼ることなく、動脈硬化を改善できる食材が今後も発見されていくといいですね」

 上記の実験で、1日に投与されたケルセチンは51mg。これはタマネギ約1個分に相当する。しかも、ケルセチンは通常は捨ててしまうタマネギの皮の部分に多く含まれており、毎日丸ごと1個を食べ続けるのは並大抵のことではない。

「血管内皮の改善機能を持つ食材はタマネギのほかにもあるので、まずは何があるかを把握しつつ、それらを普段の食事のなかでバランスよく摂取するのもいいと思います。それでも補えない部分については、タマネギエキスなどが配合されたサプリメントを上手に活用するのも、ひとつの方法でしょう。特に動脈硬化を予防しなければいけない人にとっては、心強い強い味方になるのではないでしょうか」

 普段から食事やライフスタイルに気を配り、血管を健康に保つことで、全身の健康につながる。こまめな水分補給とタマネギの摂取で、節電の夏を元気に乗り越えたい。

連載記事のバックナンバー

新着記事

記事ランキング

おすすめ記事