経済の死角

ジロリアンもウンザリ!首相補佐官二人が繰り広げる、実にトホホな民主党的バトル
ラーメン二郎で勃発
「ポスターを貼るのは俺だ」戦争

2012年07月15日(日) フライデー
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二郎の敷地の隣にある手塚氏のポスターは「ずっと貼られている」そうだ。公明党と並んでいるのは、今の政局を示唆しているのか
ジロリアンが無心にかっこむ背後に、長島氏のポスターが。昨年夏まで、店外にも長島氏の顔があったという

 あなたは『ラーメン二郎』をご存じだろうか。ジロリアン(注)が山盛りのモヤシとキャベツと叉焼と格闘する、あの二郎である。カリスマ的人気を誇る二郎の目黒店(店主・若林克哉氏)で起きた騒動の発端は、政治家の顔が載ったポスターであった。ある政府関係者が、官邸内に流れる噂話を面白おかしく語った。

「一人の民主党の政治家が、二郎の店に自分のポスターを貼らせてもらった。元々、店主と知り合いだったんだ。すると、別の民主党政治家が『ここはオレの選挙区だから、オレのに替えろ』とアヤを付けた。その二人とも野田(佳彦)首相の首相補佐官なんだから笑えるだろ」

 先に登場したのが長島昭久補佐官(50)、そして因縁をつけたとされるのが手塚仁雄補佐官(45)だそうだ。写真のとおり店内に長島氏の、店の隣に手塚氏のポスターが貼ってある。トバッチリを受けた格好の若林店主に話を聞いた。

「長島さんは慶應大学應援指導部の2年先輩で、応援する意味でポスターを店の扉の外側に貼ったんです。すると、去年の夏だったか、長島さんから連絡があって『嬉しいんだが、(選挙区を考えると)本来なら手塚君のポスターが貼られてなくてはいけないんで、悪いけど店内に貼り替えてくれないか』と電話があったんです。迷惑かけたら申し訳ないんで貼り替え、手塚さんの事務所に『長島さんのポスターは剥がしましたんで、よかったら手塚さんのポスターを貼ります』と電話したんですが梨の礫でね。怒って連絡がこないのか・・・・・・。まあ、隣の敷地に手塚さんのポスターは貼ってあるからね」

 6月30日、国政報告会から出てきた長島氏を直撃すると、「(ポスターの件は)知っていますよ」と、あっさり認め、内容も若林氏の話とほぼ同じだった。

(注)二郎を熱狂的に愛好する客層。「二郎はラーメンではなく二郎という食べ物である」という価値観を持っていると、ライターの速水健朗氏は指摘している
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