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2012年07月13日(金) 小林 雅一

日米で広がるスマホ依存症: その病理と対策はまちまち

グローバルにひろがるスマホ依存症〔PHOTO〕gettyimages

 スマートフォンを使ってはいけない場面でも、つい手を伸ばしてしまう「スマホ依存症」が増加しているようだ。日米の主要経済紙が奇しくも同じ時期に、この問題を取り上げるなど、今、両国ビジネス・パーソンの間で共通の関心事となっている。

■"When Facebook, Twitter and Instagram Crash the Party"
7月6日付け米Wall Street Journal(WSJ)電子版

■「スマホ依存にご用心 SNS・音楽・ゲーム・・・もう手放せない
7月9日付け日本経済新聞夕刊

 両記事とも、スマートフォンなどパーソナルなモバイル端末が、家族や対人関係にもたらす様々な軋轢や緊張を紹介している。この種のことは以前から度々報じられてきたが、最近フェイスブックやツィッターなどソーシャル・メディアの利用が一般化し、特にスマートフォンでこれらを使う人が急増してきたことから、改めて問題視されたのだろう。いずれの記事も、身近な実例をもとに、その病理を分析している。

 まず日経の記事では「2人のときも夫はスマホでネットを見ている。会話をする気がないのかと口論になることもしばしば」(28歳、女性会社員)、「夫がフェイスブックのとりこ。家族で出かけても読み手に『いいね!』ボタンを押してもらえそうな材料を探しては撮影、ネット掲載と、全く落着きがない。小学生の娘に『パパと出かけてもつまんない』と言われる始末」(44歳、主婦)などの事例を紹介。

 続けて、専門家の意見として「コメントを書かなくちゃいけないという義務感、その背後には孤独感がある」と分析し、最後に「便利な道具のつもりで使っていたら、いつの間にやら道具の奴隷に。そうならないように、スマホとは良いスタンスを保ちたい」と結んでいる。

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