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2012年06月28日(木) 小林 雅一

アップルストアの厳しい労働環境がブログスフィアで大きな話題に! ~世界で最も尊敬される超優良企業の光と闇を考える

「最高の顧客体験」を提供するアップルストアだが・・・〔PHOTO〕gettyimages

 アップルストア従業員の給与や労働環境などをつぶさに紹介した、米ニューヨーク・タイムズ紙の記事がウエブ上で大きな話題となっている。同記事のオンライン版に直接寄せられたコメントだけでも、掲載後2日間で1200件を超えたほか、これについて書かれたブログは途方もない数に達する。

■「Apple’s Retail Army, Long on Loyalty but Short on Pay(アップルの小売戦士、忠誠心は高いが給料は安い)」 

 このタイムズ紙の記事は、(このタイトルから明らかなように)巨額の利益をたたき出している超優良企業アップルが、販売の最前線で働く従業員には(劣悪とは言えないまでも)かなり厳しい労働条件を課していることを詳しく報じている。

 折しも同記事が掲載された6月23日には、米ダウ・ジョーンズ社が発行する金融情報誌『バロンズ』が、「世界で尊敬される企業上位100社」を発表し、そこでは2年連続でアップルが第1位に輝いている。米国を代表する2大メディアがたまたま同じ日に掲載した、同じ会社に関する2つの記事は、そもそも優良企業とは何なのか、尊敬される企業とは何なのかを改めて考える機会を提供している。

熱烈なファンを採用して、高い勤労意欲を実現

 ニューヨーク・タイムズは以前から、中国にあるアップル下請け工場の劣悪で危険な労働環境を繰り返し糾弾するなど、明暗2つの側面を持つアップルのダーク・サイドに光を当ててきた。

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