長谷川幸洋「ニュースの深層」
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指揮権発動を助言したのは滝法相との情報も!小川前法相が国会で追及した「陸山会事件でっちあげ捜査報告書」を書いたのは誰か

2012年06月22日(金) 長谷川 幸洋
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 検事による虚偽の捜査報告書問題で、小川敏夫前法相が6月19日に参院法務委員会で稲田伸夫法務省刑事局長を徹底追及した。小沢一郎民主党元代表の陸山会裁判にかかわる石川知裕衆院議員(小沢の元秘書)に対する捜査報告書(2010年5月17日付)である。この報告書がでっち上げだった事実は、インターネットに流出した石川の隠し録音記録によってあきらかになっている。

 質疑の中で、小川は事件の核心に迫る重要な疑問を提示した。

 問題のデタラメな捜査報告書を作成したのは、書面にある報告者名から東京地検特捜部の田代政弘検事(当時)とされてきた。ところが小川は、実は佐久間達哉特捜部長が手を入れたのではないか、と指摘したのだ。そうだとすると、事件の構図がガラリと変わる。

 新聞やテレビで法務省は田代を停職、佐久間については監督責任から戒告など人事上の処分にとどめる方針という報道が相次いでいるが、そんな甘い処分ですむのだろうか。

「佐久間自身が書いたのではないか」

 まず、小川質問を再録しよう(一部を要約)。

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