しんどい働き方から抜け出すための「究極の質問」とは

前回の記事はこちらをご覧ください。

「一生懸命仕事をしている、しかし『このまま継続すれば将来安泰』とも感じられない」

 そう感じる理由のひとつに、今日の仕事や努力が「その場限り」で終わってしまい、将来への積み重ねになっていないことがあると感じます。

 そして、自分の働き方を「PL」で観ていることが、将来の積み重ねにならない、その場限りの仕事をしてしまう一因であることをお伝えしました。

 つまり、将来への不安をなくすための一つの解決策は、PLで考えることをやめることなのです。では、PLで考えずに、何で考えるか?

 答えは、BSです。

BS思考でいこう

 ほとんどの方が、資産を使って稼ぎたいとは考えています。自分があくせく働いて稼ぐより、自分の資産が稼ぐ不労所得のほうがいいに決まっていますよね。

 資産を使って稼ぐというと、『金持ち父さん貧乏父さん』のように、株式投資や不動産経営をイメージしてしまいますが、それだけではありません。労働者(会社員)として働くときも、同じように考えるべきなのです。そして、そのときに必要になるのが「BS思考」です。

 BSとは、「貸借対照表(Balance Sheet)」のことです。

 PLが「売上」「費用」「利益」を表示するのに対して、BSには、

●将来の利益を生み出す「資産」(例:毎年100万円の家賃収入を生み出す不動産)
●将来の損を発生させる「負債」(例:金利5%で借りている借金)

 などが記載されています。

 重要なのは、その企業が持っている「資産」がひと目でわかることであり、その企業の「稼ぐ力」がわかることです。「いくら稼いだか」がわかるPLに加えて、このBSを考えると、「稼いだお金(利益)が何によって生み出されているか」がわかり、正常な判断が可能になります。

 つまりこういうことです。PLでしか考えていないと、

(1)10億円の不動産を持っている企業が、テナント収入(不労所得)で1000万円稼いだ
(2)何も資産を持っていない企業が、全社員による飛び込み営業で1000万円稼いだ

 の区別がされません。しかし、「資産」に目を向けると、明らかに違うということがわかります。

 このように、売上や費用、利益だけでなく、資産まで含めて考えるのが、「BS思考」です。これは企業会計の話ですが、個人の会計(自己内利益を目指す働き方)でも、同じようにBS的に考えて、資産を使って稼ぐ働き方をすべきでしょう。

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