メジャーの品格
~メジャートーナメントの必要条件とは~
日本ゴルフツアー選手権Citibank Cup Shishido Hillsリポート

大会名称ともなっているCitibank Cupが手渡された

文/三田村昌鳳(ゴルフジャーナリスト)

 22歳のルーキー・藤本佳則が、2012年日本ゴルフツアー選手権Citibank Cup Shishido Hillsに優勝した。

 東北福祉大の先輩・池田勇太や上平栄道、あるいは、韓国のドンファン、金庚泰(キム・キョンテ)、それに小田孔明、豪州のブレンダン・ジョーンズ、平塚哲二、さらには同じく18歳のルーキー・川村昌弘も加わって、久しぶりに面白いゲーム展開となった。

 川村は、残念ながら土壇場の15番でOBするなどスコアを伸ばせずに5位タイとなったが、今大会は、ふたりのルーキーが初日からゲームをけん引して、1打に何人もひしめき合う接戦となった。

先輩の意地をみせた池田勇太

 優勝した藤本も川村も、プロ転向したばかりで今季からツアーに出場。藤本は5試合目。川村は、6試合目なのだけれど、とても新人というゲーム運びではなく、先輩プロたちも驚くようなゴルフの内容だった。

 実は、ふたりとも昨年までアマチュアの試合に出場していた。川村は、昨年のナショナルチームのメンバーだったし、藤本(2006年のメンバー)は、東北福祉大のキャプテンを務めていた。そして2006年世界ジュニア選手権で日本が団体優勝したときの立役者で、個人で2位という成績を上げている。