"大人"のための『はじめの一歩』名言集

「成功した者は皆 すべからく努力しておる」

 一歩にボクシングを始めるきっかけを与えた鷹村守が、初めて世界タイトルマッチに挑む直前の控え室、ジムの会長・鴨川源二が鷹村に贈った一言だ。

「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし! 成功した者は皆 すべからく努力しておる」

 想像を絶する減量の中、決して手を抜くこともなく「ボクシングにだけは・・・・ウソをつきたくねえんだ」と弛まぬ努力を重ねてきた鷹村。それでも世界王者ブライアン・ホークとの戦いは7-3で不利と予想されていた。敗れてしまうかもしれない。歯が立たないかもしれない。

 しかしその努力の積み重ねがなければ、勝利への可能性を見出すことも、リングに立つことさえも出来はしない。努力とは、大きな成功=勝利を実現する絶対必要な武器であると鴨川会長は語っているのだ。

 この言葉はボクサーやスポーツ選手だけではなく、社会で奮闘する会社員たちにも響く名言である。社会、もしくは会社で働く者たちは、ある程度の成果を求められるようになる時期が必ず来る。それに応えるためには、その目標を達成するための努力が必要となる。携わる分野の知識や分析、人間関係の向上など努力の形は様々ではあるが、目標の達成=成功の陰にはそれら「努力」の積み重ねが色濃く反映される。

 当然、その「努力」の甲斐むなしく失敗することもある。むしろその方が多いかもしれない。だがしかし、その「努力」の積み重ねも、失敗の経験も、次なる大きな成功への近道とも言えるのだ。