"大人"のための『はじめの一歩』名言集

 ボクシング漫画の金字塔『はじめの一歩』(著者/森川ジョージ・週刊少年マガジン連載中)が今年7月、ついに単行本100巻目を迎える。これは週刊連載しているスポーツ漫画の中では、かなりの偉業と呼べる。さらに連載22年目にして、いまだ雑誌のトップ作品として第一線を走り続けていることも、またスゴい。

『はじめの一歩』は、いじめられっ子の高校生・幕之内一歩がプロボクサーの鷹村守との出会いをきっかけに、鴨川ボクシングジムに入門。プロボクサーとして開花し、やがて世界王者を目指していく物語である。現在、単行本は第99巻まで発行され、総集編などを併せた総発行部数は9200万部を越える。読者層も幅広く、10代・20代に留まらず、40代以上の層にも愛読されている少年漫画なのだ。

 10代の少年たちが主なメインターゲットされる「少年漫画」が、何故30代以上の読者層からも熱い支持を受けるのか――。考えられる理由の一つとしては、少年時代から『はじめの一歩』を愛読している読者を離さないストーリー展開。そしてもう一つは、数多いる個性的なキャラクターたちの存在、さらにそのキャラクターたちが語る「名台詞」にもあると考えられる。

 社会に出て、もしくは家庭を持つ、いわゆる"大人"たちにも響く「名台詞」が『はじめの一歩』の魅力の一つでもあるのだ。今回はそんな"大人"のための『はじめの一歩』名言集をご紹介しよう。