経済の死角

橋下徹とこの時代を考える第2弾
政治部記者50人に聞いた 橋下と野田、日本を救うのはどっちだ

2012年06月05日(火) 週刊現代
週刊現代
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 メディアを巧みに利用し、時に記者と激しく対立する橋下市長。かたや消費税増税の宣伝マンとして、メディアへの売り込みに懸命な野田総理。彼らを取材する記者は、二人をどう評価しているのか。

橋下なら国民の気分が変わる

 いまや日本の政治は、橋下徹大阪市長を中心にして回っている。まだ、自身の国政出馬については否定している橋下氏だが、それを鵜呑みにする国会議員は皆無だろう。民主も自民も、橋下氏の影に怯え、解散総選挙をいたずらに先延ばしするばかりだ。

 本誌が衆院の近畿地区全48選挙区の有権者各100人ずつ、計4800人に行ったアンケート(4月14日号)では、すべての選挙区で橋下「維新の会」が圧勝。民意は橋下支持で完全に固まっている。

「橋下氏が出馬するとなれば、維新の会は近畿を中心に最大で70議席は取る。みんなの党が30議席くらいと計算すると、それだけで100議席。選挙協力をする公明党とも連携すれば、第1党が予想される自民党は、連立を持ちかけざるを得ない。そのとき、連立がまとまる唯一の総理候補は、国民人気の高い橋下氏しかいない」(全国紙政治部デスク)

「決められない政治」で無為な時間ばかりが過ぎ、閉塞感が漂う現在、橋下氏を支持する人々は、それを打破してくれることを彼に期待する。一方、野田佳彦総理は消費税増税こそが日本を救うと妄信し、事あるごとに「政治生命を賭ける」と発言している。

 では、日々、政治の世界を取材する新聞・通信・テレビの記者たちは、この日本を救うのは、橋下と野田のどちらだと考えているのか。50人の記者たちに緊急アンケートを行った。

 質問内容は全部で三つ。(1)橋下氏を評価するか、しないか(2)野田氏を評価するか、しないか(3)今の日本にとって橋下氏と野田氏、どちらが総理に適任か、である。記者たちの回答とその理由については、最終ページの表にまとめたが、全体の集計結果は次のようになった。

橋下氏を評価する・・・・・・32人
評価しない・・・・・・18人

野田氏を評価する・・・・・・15人
評価しない・・・・・・35人

総理に適任なのは、
橋下氏・・・・・・23人
野田氏・・・・・・20人
どちらでもない・・・・・・7人

 設問(3)の「総理に適任なのはどちらか」については非常に僅差で、各メディアの世論調査とは大きく異なっているのが興味深い。

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