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警告レポート 地球は巨大地震活動期に突入世界の、日本の「次はここが危ない!」
活動期('04年以降の8年間)における巨大地震の発生状況「活動期」だとされる'04年1月~現在の間に起きた巨大地震(M7.5以上)を図示している。下の「静穏期」の表と見比べると、発生数が格段に多くなっていることは一目瞭然だ。その数は、実に30件にものぼる 図)アトリエ・プラン(以下同)
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4・11スマトラM8.6、
4・12メキシコM7.1、
4・17パプアニューギニアM7.0・・・
不気味に揺れ続ける地球。次の〝デンジャラス・ゾーン〟を専門家が読み解く!

 地球規模で巨大地震が頻発している。今年4月以降に発生したM6.0以上の地震だけみても、4月11日にインドネシア・スマトラ島沖のM8.6の地震で死者5人が出たのをはじめ、12日にメキシコでM7.1、17日にチリでM6.5、同日にパプアニューギニア沖でM7.0、21日にインドネシア・イリアンジャヤ沖でM6.9。5月に入っても、2日にメキシコ南西部でM6.3といった具合で、ほとんど毎週のようにM7前後の不気味な揺れが続いている。

静穏期('68年から'76年の8年間)における巨大地震の発生状況 上の活動期と同じ期間を、静穏期の中で任意に取り出し('68年1月~'76年4月)、比較してみた。巨大地震の発生は、わずか7件と少ない
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 本誌は昨年5月6日号で、「地球は巨大地震活動期に突入した」とするレポートがアメリカ地震学会で発表されたことを報じた。それは米地質調査所(USGS)のチャック・バフェ博士による、

「M7以上の大地震には発生しやすい活動期がある。まさに今がその時期にあたる。6年以内にM9クラスの超巨大地震が世界のどこかで起こる確率は63%」

 との戦慄すべき報告だった。博士は、1900年以降の世界のM7以上の地震記録を分析し、巨大地震が「'50~'65年」と「2004年以降」の2つの期間に集中していることを明らかにした。その研究を裏付けるような、このところの巨大地震の集中ぶりなのである。本誌は、改めてバフェ博士に話を聞いた。