経済の死角

47都道府県の「大金持ち」がひと目で分かる「全国長者番付」を実名公表する2012年版「資産形成・生活・考え方」
---13人がインタビューに答えた!

2012年05月09日(水) 週刊現代
週刊現代
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 デフレだ不況だと言うが、もちろん持てる人々はいる。お城のような家に住む人、金持ちなのに980円のシャツを着る人。47都道府県のナンバーワン金持ちが、ここに全員集合。その素顔と肉声を明かす。

北海道1位はニトリ社長

 '05年を最後に高額納税者名簿の発表が廃止された。その後も国税庁による納税額ランキングは行われているが、それが表に出てこないことで、「全国長者番付」は国民にとって「知りたくても知れない」大きな関心事となっている。

 米フォーブス誌が「日本の長者番付」を年に一度発表しているが、算定基準もわかりにくく、人数も限られているため、とても日本人読者の期待に応えるものにはなっていない。

 そこで今回、本誌は独自に47都道府県の大金持ちをリストアップ。本人への直接取材や、さまざまな資料を検証して、その総資産と年収を割り出してランキングを行った(金額はすべて本誌推定)。

 まずはそのベスト10を見ていただきたい(右表)。総資産ではユニクロの柳井正社長(東京)が約8800億円でぶっちぎりの1位、2位にサントリー創業家の鳥井信宏氏(兵庫)の約6500億円、3位に愛媛の今治造船会長・檜垣俊幸氏が約3000億円で続く。4位はアパホテル創業者の元谷外志雄氏(石川)、そして5位には無名だが、「沖縄軍用地主」の竹野一郎氏が入ってくる。6位が鹿児島の岩崎芳太郎氏で、ここまでが資産1000億円超。

 7位は急成長するニトリ社長の似鳥昭雄氏、8位には麻生太郎元首相の弟で麻生グループ現当主・麻生泰氏の名が挙がる。

 一方、年収のベスト10はどうか。こちらも柳井氏が80億円でぶっちぎりの1位、元谷氏が33億円で2位、沖縄の竹野氏が20億円で3位に入る。4位の倉石和明氏(長野)は病院長だ。5位が福井の実業家・小野光太郎氏、6位にはステファニー化粧品の一家明成氏(千葉)。7位の裏千家・千玄室氏(京都)までが3億円を超えている。

 このランキングは各都道府県の1位を決め、その中で並べ直したものだ。そのため東京で2位の孫正義氏がランク入りしない、といった点はご留意いただきたいが、この表を見るだけで全国の「金持ちの基準」がありありと浮かび上がる。

 ちなみに国税庁が発表している'10年度の国民平均年収は412万円だ。彼我の差がいかに激しいかを痛感させられる。

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