赤貧ルポどっこい生きている!勝ち組ビンボーたちの「驚愕!0円生活」

2012年04月30日(月) フライデー

フライデー賢者の知恵

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 現在の月収は手取りで20万円足らずだというが、借金を返済したら自由になるおカネはない。瞬間接着剤による〝医療費ゼロ〟は苦肉の策なのだ。

「泥酔して家に帰ってまどろんでいた時に、誤って抜けた差し歯を飲み込んでしまったことがあるんです。慌てふためきましたが、『歯は溶けないから下から出てくるんじゃないか』と読み、翌日排泄物をチェックしたら、案の定差し歯を発見。湯を沸かして熱湯消毒し、ポリデントに浸けたり、入念に歯磨き粉を付けてブラッシングした後、恐る恐る装着しました。苦かったし、違和感ありまくりでしたね(笑)」

 またある時は、道路に水が溢れかえる豪雨の日に差し歯を落とし、泥水の中をズブ濡れで捜索。奇跡的に側溝に流れ落ちる寸前の差し歯をキャッチし、慌てて口に押し込んだ経験もある。「死んでも歯医者には行かない」という意地のなせる業だ。

「他にも携帯電話の充電にファストフード店のコンセントを使ったり、仕事後の一杯を100円パックの日本酒『鬼ころし』にしたりで貧乏生活を楽しんでいます。あまり知られていませんが、マ○クはスマイルも0円で、電気代も0円なんですよ(笑)。鬼ころしは激安なのに、一撃でガツンと酔いが回ってくる感じが好きですね。友だちの間では、僕のトレードマークになっています。おいしくはないけど、クセになるんですよね(笑)」
そう言って鬼ころしのストローを歯茎で吸うチョロ氏に、〝レジェンド〟の風格を見た気がした。

(2)家賃0円の家出生活

 家出中に知り合った彼女と二人で生活保護を受けながら、渋谷区の6畳一間のボロアパートで同棲生活を送る細田真さん(仮名・25)。今の暮らしに落ち着くまでに、2度家出をしている彼は、最初の家出で4ヵ月にわたるガチホームレス生活を経験。当然ながら〝家賃ゼロ〟の生活だった。

「複数の友人に返すアテもなく借りた4万~5万円単位の借金が30万円をオーバーしたのが原因です。『返せないなら逃げよう』と思って、5000円札を握って衝動的に家を飛び出しました」

 公園で野宿をしたり、図書館で昼寝をしたり、ファストフード店の100円コーヒーでひねもす粘ったりする毎日。街頭アンケートのバイトで稼いだ日銭が入ると、ネットカフェへ行き、『家出掲示板』を使って、無料の〝宿泊先〟を確保することもあった。

「ホームレスだった4ヵ月間で、10回以上掲示板で出会った人に泊めてもらいました。『住まいに困ってる人いたら連絡ください』みたいな書き込みを見つけては、連絡を取って泊めてもらうんです。恥ずかしい話、所持金ギリギリでネカフェに入って料金をオーバーし、初対面の人におカネを払いに来てもらったことも何度かありました。

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