[BCリーグ]
富山・松井宏次プレーイングコーチ「自らのプレーで若手を牽引」

 今季より富山サンダーバーズのプレーイングコーチに就任した松井宏次です。実は3年前、同じ独立リーグの四国・九州アイランドリーグ(現・四国アイランドリーグプラス)でプレーしていました。生活はとても厳しかったものの、野球に専念することができるという点では、非常にいい環境だったと思っています。その後、2年間という短期間ではありましたが、NPBの世界を経験したことで、新たに見えてきたものもありました。もちろん、自分自身ももう一度NPBに戻るという気持ちでいます。しかし、それと同時にコーチとして若い選手たちに自分が経験してきたものを伝えることができたらと思っています。

 昨シーズンのサンダーバーズは、前期は首位の石川ミリオンスターズにわずか0.5ゲーム差の2位だったものの、後期は10勝21敗5分けで最下位でした。最大の敗因は、大事な場面でのミスにあったようです。実際に選手と接して思うのは、マジメな選手が多いということ。これはとてもいいことです。しかしマジメだけでは、ここぞという時に、緊張感でガチガチとなり、動けなくなってしまいます。

 僕自身は、緊張する場面では「当たって砕けろ!」と開き直り、頭でいろいろと考えるのではなく、気持ちで向かっていきます。その方が自分でも後悔しないプレーができるのです。そういう自分の姿を見せることで、若い選手にも吸収していってほしいなと思っています。