最近の「子育て支援」の取組みをまとめてみた
イケダ ハヤト

 「ArrowArrow」は、そんな企業とそこで働く社員の方々のために、産休・育休についてのコンサルティングを行っているNPO団体です。

 調査によれば、妊娠を機に仕事を辞めてしまう女性は、なんと7割にも上るそうです。共働きが一般化している今の時代、企業側の制度を整えていくことは非常に重要でしょう。より良い産育休制度を模索している方は、ぜひArrowArrowをチェックしてみてください。

「イクメン」を推進する「ファザーリング・ジャパン」

 「イクメン」ムーブメントを盛り上げる旗手「ファザーリング・ジャパン」の活動も注目です。育児に関するセミナーやイベントの開催を中心に、非常に多様な事業を展開しています。公式サイトにはなんと16の事業が紹介されています。

 面白いところでは「イクジイ(おじいちゃんの育児)プロジェクト」なんて企画も展開しています。男性がいかに育児に関与していくか、というテーマは間違いなく追求する価値があるでしょう。

家庭へのインターンシップで育児支援「スリール」

 株式会社スリールは、育児の研修を受けた学生を、子育て中の家庭に「インターンシップ」として送り込み、学生には「働くこと」の現実を学ぶ機会を、子育て中のカップルには育児の支援を提供する、という非常にクリエイティブな事業を展開しています。

 学生が子育ての面倒をみる、というと少し不安になってしまいますが、スリールから派遣される学生は1ヵ月半の研修を受け、さらに2名チームで訪問することになっています。受け入れ先の家庭の評判も好意的で、「インターンシップ」という名前では不適切なほど、質の高い育児サービスが提供されているようです。

街ぐるみで子どもを育てる「まちの保育園」

 練馬区は小竹向原に、「まちの保育園」という保育園があります。この保育園の特徴は、街の人に開放されたカフェやギャラリーが併設されており、子どもたちが街に住む人たちとふれあえるように設計されています(参考)。

 公式サイトには「人間性の土台を築く乳幼児期 よい出会いと豊かな経験を大事にしてゆきます」というメッセージが記されています。これまではセキュリティ重視で「閉じた」運営をされることが多かった保育園ですが、これからは街に開いた運営のもと、「育児の共有」が進んでいくのかも知れません。

無駄になりがちな育児用品を物々交換「triccco」

 育児用品はすぐに使えなくなってしまうものが多いです。せっかく買ったものが数ヵ月で使えなくなる、なんてことも。

 不要になった育児用品を物々交換できるサイトが「triccco」です。要らなくなった育児用品をtricccoに「あげる」登録をすることで、既に出品されている商品を「もらう」ことができるようになる、という仕組みです。Give&Take、ということですね。