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 "家に帰ると、知らない人がいる。"

 こんな状況、人によっては、警察に電話してしまうかもしれない。

 でも僕の家では、日常茶飯事です。

 "トーキョーよるヒルズ"と名付けられた六本木の3LDKのマンションの一室は、プライベートではなくパブリックが前提のシェアハウス。コンセプトは、会社の仕事以外にも何かをアウトプットしたい人たちが、夜な夜な作業や議論を行い、共有する場。つまり、いわゆる会社の仕事だけでは満たさない若者が集い、独自のプロジェクトをつくっていく場。それをキャッチーに、"ひる"と"よる"が逆転(=よるひる)、+六本木にある場だから"ヒルズ"、というわけで"よるヒルズ"なんて名前が付いています。僕はそこで家族のような仲間5人と暮らし、仕事や生活など人生を共有しながら、生きています。

"家"を超えた、生きる活動のホーム。

 週に1、2回はリビングでイベントを開催。テーマは企画者や時期によって様々です。(外部の人が案を持ち込んで、住人が編集者として共同でつくる場合もあります)先日は、現代ビジネスで僕が企画している対談番組『21世紀の生き方』の会場として田原総一朗さんや佐々木俊尚さんをコタツに招き、観覧者を入れて、Ust配信しました。その週末には、20人ほどのエンジニアたちが集まり、徹夜でハッカソン(お題に対して、規定時間内にウェブサービスを開発するイベント)をやりました。

 また、地方から東京にきて何かをチャレンジしようとする同世代を無料で泊めたり、映画館・図書館として開放したり、作業会や会議のためにスペースを貸し出したりなど、多面的な役割を持つ場となっています。人はソーシャルメディア経由でつながり、集まり、これまで2000人ほど来ています。ここで出会い、仲間になり、仕事が生まれ、一緒にご飯を食べ、また自然とコミュニティの輪が拡がっていく。いわゆる家というものが持つイメージを越えて、新たな場として自ら生活実験しているのです。

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