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 そんなことを言われたことがある。結局、そんな中途半端にバケーションを取るぐらいだったらノートパソコンや携帯電話を家に置いて行った方がいい。仕事を心配しながら休んでも、それこそ本当に休む意味がないし、休んでいてもなんのプラスにもならない。

 そういうケジメがしっかり取れるのも国際人としての第一歩だろう。自分は頑張ったのだから、少しリフレッシュするために休む必要がある。そういう判断ができるからこそ、自信を持って休んでいるのだろうし、他の人間にも休んでいることを伝えられる。むしろ、国際社会では休みに対してケジメを持って休める人間の方が尊敬されたりする。

 日本ではよくゴルフの際に手袋をしない人も少なくない。ゴルフ焼けを避けるためだ。取引先の人間に自分がゴルフばかりしていることを隠したいからだろう。かつて、取引先のアメリカ人が凄まじくゴルフ焼けをしていたので、お前ゴルフばっかりしているだろうと冗談で言ってみたことがある。すると彼は堂々と商談を一つ取ったら必ず1週間はゴルフ旅行をすると自慢げに言っていた。ある意味、彼のゴルフ焼けは彼のハードワーキングの証になってきるのだ。

 確かに仕事をしっかりとしていれば、やましいことは何もない。隠すこともない。それ以来、僕もある程度、大きな案件を取ったり、良い仕事をした際には自分に休みを与えています。またそれを堂々とフェースブックなどのソーシャルメディアに投稿したりする。その結果、むしろ海外の友人から連絡が入ったり、バケーション先で合流して交流を深めたりと後々非常によいビジネスコネクションに繋がっている。

 結局、休みの意味をしっかりわかっている人間であれば、休みを取ることに妬みも反感も抱かないはずです。

「自分の主張を貫く」「休む時は休む」これらは一見当たり前のようだが、他人に流されずに当たり前を続けることは、日本ですら難しいことなのだから海外ならばなおさらでしょう。だからこそ揺らがない意志を持って、自分を保ち続けることができる人間が世界で万全に戦える人なのだと僕は思います。

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