つながりをデザインする時代

 ソーシャルメディアを使っていて良く感じることは、自分が求める「つながり」を、自分の意思でデザインできるようになりつつあることです。

 これまでは「誰と繋がるか」は、地域、年齢、所属する組織などによって規定されてきました。そうした「つながり」は自分でコントロールすることが難しいため、普段、私たちは「つながりをデザインできる」とは考えません。

 しかし、ソーシャルメディアの登場によって、私たちは「誰と繋がるか、どういうコミュニティと繋がるか」という、普段の生活では得難かった裁量を持つことができました。

 今回の記事では「つながりをデザインする」というテーマについて考えてみます。

自分の問題意識を明確にする

 デジタルツールを使って色々な人/コミュニティとつながりを持つ前に、そもそも、自分がどういうつながりを形成したいのかを考える必要があります。

 その答えを出すために、私がおすすめする問いは「自分は一体どんな問題を解決したいのか?」というものです。この問いに対する答えを明確にできれば、自分がつながりを持ちたい人たちがイメージできるようになります。

 例えば、私は「NPOの方々がソーシャルメディアを活用できていない」ことを問題だと考え、それを解決したいと考えています。ということは、その問題を解決するために、私は「NPOの方々」や「私と同じように、NPOのソーシャルメディア活用推進に取り組んでいる方々」とつながれば良いわけです。

(ここでの「問題」は、社会の問題ではなく、自分自身の問題でも良いと思います。「営業のスキルが未熟」「英会話ができない」という問題を抱えているのなら、その道のプロや、同じスキルを磨く仲間とつながると良いでしょう。)

 人々とつながりを持つためには、ツイッターのプロフィール検索、ブログ・ツイッター・フェイスブックによる情報発信が効果的です。また、問題意識に関連するイベントへの参加も、つながりを持つ有効な方法となるでしょう。

 解決したい問題が明確になれば、どういうつながりを持つ必要があるかが明確になります。 「自分は一体どんな問題を解決したいのか?」という問いに答えるのは難しいことですが、つながりをデザインする上では、最も重要なクエスチョンです。

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