[アイランドリーグ]
香川・伊藤秀範コーチ「球速は鍛えれば伸びる!」

 コーチになって2年目のシーズンがスタートしました。昨年は天野浩一前コーチの辞任により、現役引退直後の就任だったため、最初のうちは手探りでしたね。でも西田真二監督から「自分の好きなようにやればいい」と背中を押してもらい、日々、コーチとして、いい勉強をさせてもらいました。そのなかで後期優勝と冨田康祐(横浜)のドラフト指名という結果も出せ、指導者としての自信がついたように感じています。

ドラ1の渡邉は抑え候補

 今季は冨田が抜けたことにより、トライアウトでは抑え候補の補強が第一目標でした。1位指名した渡邊靖彬(藤枝明誠高-京都ジャスティス)はポスト冨田の第1候補です。冬場ながらトライアウトでは143キロの速球を投げていましたし、何より球の回転が良く、キレがありました。ストレートとスライダーのコンビネーションで打者を牛耳れるタイプでしょう。今後、開幕前の実戦で適性を見極めていきたいと考えています。

 また左投手も2名を獲得。5年目の西村拓也以外にマウンドを任せられる中継ぎが出てくることを期待しています。特に4位指名した後藤真人(天理高-佛教大-アークバリアドリームクラブ)は投げ方が柔らかく、おもしろい素材です。高卒の中野耐(天王寺高)は体づくりからじっくり育てたいと思っています。

9月は3勝負けなしで後期優勝に貢献した大場

 チームの目標は当然、前後期制覇、そして独立リーグ日本一の奪還です。そのためには新戦力の台頭はもちろん、残留した主力投手が今まで以上に活躍してくれることが条件となります。昨オフ、僕はエースの高尾健太、9月の月間MVPに輝いた大場浩史、5年目の酒井大介と西村の4人に対し、「来年で勝負を賭けてNPBに行くつもりでオフを過ごしてほしい」と伝えました。彼ら4人は、もうワンランク、レベルアップすれば十分、ドラフトで指名される力を持っています。