雑誌
クルマ誌ですけど、言わせてもらいます!!
民放テレビ私の改革案

 クルマ界同様、低迷を続けるテレビ界。基幹産業のクルマ界が元気になれば日本は活性化するに違いないが、テレビ界も底を脱してほしい。というか、番組内容がまったくのどん底。特に民放テレビ。毎日19~21時は同じようなバラエティで、ひとりの司会者が人気とみるや、その顔ばかりが画面に出る。視聴率だって中日×巨人戦6%って・・・なんスか、それ。「力道山×ザ・デストロイヤー」('63年)は64%だったんですぞ。

 イカン、まったくイカン。民放テレビが今のままなら電力のムダ。ということで、6人から改革案を言わせてもらいます!

木村和久の改革案
オネエ系は週に1時間でいい

 最近の民間放送はほんとつまんないですね。私がよく見るのはNHKの教養番組とBSの旅番組、歴史番組かなぁ。たまにバラエティも見るけど、なんか、ちょっと違和感を感じるものがたくさんあって・・・。そのことを述べたいと思う。

■オネエ系出演者の自粛

 まずバラエティに出ているタレントがゲテモノすぎ。オネエ系出演者が、なんでこう多くなっちゃったわけ。ピーターが出た頃は、ライバルは藤正樹くらいなもので、むしろ虐げられた人々にスポットをという視線だった。それが今やテレビで虐げられているのはむしろ普通の人で、すでにルックスからヘンテコリンじゃないとテレビに出られないって、おかしいでしょ。

 オネエ系はテレビに出てはいけないとは思わないが、各局週1時間でいい。もっと健全でスマートな人がテレビに出てくれないと、テレビ見た人が、オカマじゃないとテレビに出られないんだと錯覚しちゃうからね。

■通販番組。あれって番組か? CMとセットにすればいい

 オネエ系の人たちの次に目につくのは通販番組。そもそもあれって番組なのか? 民放は無料だからって調子こいてるよね。すでに民放BSが朝から通販番組のオンパレードというのもどうかしている。だったらアーカイブでいいから、各局の人気番組を流すとか、映画流すとかやってほしい。

 基本的にはこれも早朝や夜中の時間帯に少し、あとは通販専門番組があるんだからそこでいい。そういうことをいうと、通販番組枠じゃ誰も見ない。地上波で、さも番組みたいに思えるからみんな見る・・・とね。

 でもそれって、視聴者をあざむいていることになりませんか。番組を見たいのに、通販番組を見せられるってね。基本的に通販番組というのは存在しえない。それは全面広告番組であり、CMそのものだから。やりたいのなら番組間のCMでどうぞ。

■出演の可否をネットで投票させたらどうか?

 島田紳助の引退騒動以来、トラブルメーカーのテレビ出演はいかがなものかという風潮。でも、そもそもテレビ出演者に対して「すばらしい~。尊敬できる~!」って思う? テレビの出演者で崇め奉るのはごく一部のトップスターのみ。ほかは、民衆の欲求のはけ口なんですよ。あ~、すっきりした。

 あいつもバカだな、モテないな、嫌われ者だなと思うから人々はテレビを見るんでしょう。だから、テレビでタレントをのさばらせてはいけないんですよ。

 テレビとちょっと違うけど、例えば市川海老蔵が映画『一命』に出てるけど、はっきりいって気に食わない。あんなくそ生意気な性格の悪いやつが、のうのうと作品に出ていいのか。映画だけを見ると、さすがに演技うまいなと思う。でも、テレビのワイドショーのインタビューの時、リポーターは気を遣って、「子どもを抱くシーンがありましたが、実際のお子様もあのように抱くんですか」とかさ。

 視聴者はそういうことを聞きたいのか? 聞くべきことはもっとたくさんあるだろう。いまだ灰皿テキーラの説明もしてないじゃん。そういう質問をいっさい受けつけないバリアというか、オーラを持ってること自体がむかついてしようがない。

 あくまでこれは個人的な見解なのかもしれない。だから、民放局は出演の可否をネットで投票させたらどうか。麻央が子ども抱きながら、ペコリと頭下げて、「うちの主人をテレビに出してあげてください」というのなら、まあいいかな。それくらい、視聴者様の集まりは偉いんだから。一個人の視聴者はチンケな存在だけど、何万人という意見は絶大だ。そんな意味でも、視聴者はもっと束になって徒党を組んだほうがいいよね。

■テレビのなかの人間がふんぞり返らない番組、見たいな

 さらに、出演者がそこはかとなく威張って見えるような番組も見たくない。例えば最近流行っている年収暴露番組なんて、愚の骨頂ですよ。なんでなんとかジュニアが年収4000万円なの? おかしいだろ。だったら格差デモを吉本興業に仕掛けるぞ。そこらへんのサジ加減というか、裁き方が間違っているよ、ホントに。

 テレビは力道山が出ていた頃、目線の上にあった。屋外テレビだからね。だから崇めるものだった。今は液晶で床に置いたり、せいぜい低いテーブルの位置にあるわけで、見てるほうが見下すわけですよ。だからテレビのなかの人間がふんぞり返っては困る。この意識の違いを早く正さないと、民放番組は奈落の底に落ちるよ。

 たとえ年収が何億円あっても、被り物してバカを演ずるからいいんです。

■民放テレビ局、どこかひとつなくなったほうがいい

 結局のところテレビ局は潰れるわけないとテレビ局の人が思っているから退化している。危機意識が低いし、春と秋の編成期で凌いで年末、年始で稼げばいいと思っている。やはり民放をどっかひとつ潰さないと。一回懲りないとダメですよ。

 テレビ界のドリームなんてもうないじゃん。とんねるずの番組ギャラ500万円とか、今はそういう時代じゃないから。制作費だって、小型のハンディカメラを回して数万円で作れるのに必ず大仕掛けをする。もっと頭を使って、金使わないでください。

 日本は経済的に衰退しているんだからトップを削って、むしろ下に厚くしたらいい。サッカーや野球もしかり。トッププロの年棒はいいから、なでしこの代表選手が、工場勤務を辞められるくらいのギャラを払えよ。そういうことなんだな。大いなる格差是正、各方面で今これをすべきですよ。

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