この目で見たインド教育の素晴らしさ
英語で足し算学ぶ幼稚園生たち

インド人に揉まれたくましく育つ日本人

 先日取り上げたインド系インターナショナルスクール(GIIS)の現状をこの目で見てきた。GIIS日本の会長は、元駐日インド大使のアフターブ・セットさんだ。現在慶応大学のグローバルセキュリティ研究所所長である。実際にこの学校を見てみて、想定以上に素晴らしかった。

 場所は都営新宿線瑞江駅から徒歩一分の雑居ビル。雑居ビルと言っても一階二階は居酒屋だ。ここにスクールバスで褐色の目がくりくりしたインド人の子供たちに交じって色白の日本人の子供たちが通学してくる。その日は東京に積雪があり、朝凍結していた日だったのでスクールバスは遅れていた。

 バスより早く着いた私はまず幼稚園から見学。雑居ビルの3階に突如すべて英語の世界が現れる。エレベーターの中にも「学ぶことの大切さ」を説く言葉が随所に貼られている。このエレベーターに乗った瞬間から異国情緒満点だ。

 幼稚園は2歳半からと一年ごとにクラスが分かれている。年少・年中・年長というところ。年少クラスでの子供たちも元気だ。日本人の子供もおしゃべりなインド人の子供に交じって元気に暴れている。この年代からの国際交流が最も壁が低いのではなかろうか?

 インド人、日本人以外にもフィリピン人、日米・日欧ハーフ等想定以上に多様な構成。現在日本人の割合が定員の三割近くに達しているが増える一方だという。スクールバスは江戸川区内しか運行していないが、品川や横浜からも通園している子供がいるという。見学は全国から来るし、この学校に通うためにわざわざ江戸川区に引っ越す家族もいると聞いた。

 園内のいたるところにマハトマ・ガンジーの銅像がある。サンバスラジャン校長は「日本でいうところの二宮尊徳さんみたいな感じでしょうか?! ここはインド人のアイデンティティを学んでもらうところですから」と説明してくれる。

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