東大最強の秘密結社“京論壇”とは何か?大学通じたグローバル化を目論むスーパーエリートたち

各界を制する秘密クラブ

世界のトップ校には必ずある秘密結社。シークレットクラブとか、ファイナルクラブとか大学によって呼び名はまちまちだ。代表的なものは、エール大なら“スカルアンドボーンズ”、ハーバード大なら“ポーセリアン”などである。これらのクラブは、歴代大統領、グローバル企業のCEO、CIA高官、有力メディアの編集長、裁判官、検事等各界のエリートを輩出している。学生時代からのネットワークは各人が各界に散らばり出世してから大きく成果を発揮する。そのクラブの後輩であれば、すでに各界で成功している先輩たちの支援によって引き上げられていくことが約束されているのだ。

 さて、日本ではどうか。実は日本にもようやくそういうクラブが現れはじめた。

 名実ともに日本のトップ校である東京大学。そこにもいろいろな学生団体がある。その中で異彩を放つのが京論壇である。今から7年前の2005年に北京大学と東京大学の学生によって結成された国際学生討論団体だ。

 当時は時の総理大臣小泉純一郎氏による靖国神社参拝問題に端を発する反日デモが中国全土で吹き荒れていた。そんな最中に機能しない政府間外交をしり目に、両国のトップ校である東大と北京大の学生が、学生間外交による相互理解促進を目指したのだ。

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