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野田政権は増税の前にやるべきことがあるだろう〔PHOTO〕gettyimages

増税の議論は密室談合でやるな

 新年早々、政府・民主党から各党への密室増税談合詣が活発化している。
なぜ、国会を開いて議論しないのか。みんなの党は、事前の談合協議は拒否する。

 政府・与党の増税素案は、マニフェストに書いていない消費税増税一点張りだ。財政再建にもならないし、社会保障の抜本改革にもなっていない。そもそも、国の歳入・歳出、資産・負債を総合的に捉えて、なぜ、消費税増税が必要なのか全く書かれていない。

大きな政府一直線の愚

 民主党政権の経済財政政策はボロボロだ。予算は、かつてより歳出が11兆円膨張(復興除く)している。来年度予算でも自民党時代顔負けの大型公共事業がヌケヌケと復活している。社会保障関係の支出も十分な議論なく膨張させている。

 ムダを永遠に生産する天下りも拡大。デフレは放置。為替政策は、小泉・安倍政権(117円)に対し野田政権は77円で40円円高だから当然落第。

 ムダづかい・バラマキ拡大、経済無策で消費税増税してもギリシャ化の道を辿るだけだ。野田総理の言葉を借りれば、無駄遣いのカラクリを拡大させて消費税を上げても砂漠に水を撒くようなものといえよう。

 気づけば、大きな政府一直線で、官僚統制・中央集権の岩盤はさらに固くなる。経済社会の活力を削ぎ、サッチャー政権誕生前の英国病のように日本病に陥るのが目に見えている。まるで「ゆりかごから墓場まで」の失敗モデルを地で行く。

増税の前にやるべきことがあるだろう

 国会を開けば、みんなの党の「増税の前にやるべきことがあるだろう」というアジェンダを次から次へと提案していく。

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