NASAの科学者の36%はインド人。世界を席巻するインド人の頭脳を知るために、わずか年間30万円の「インド留学のススメ」
田村 耕太郎

アメリカではバックグランドも人間性も一流のインド人に出会えた。インドからハーバードへ応募が殺到している中で選ばれた連中だからであろう。私が今年ハーバードに在籍中に出会った最も仲良くなった3人は全部インド人だった。彼らとの交流は今でも続き、大いに刺激を受けるとともに、ビジネスでも相当なサポートになっている。

年間30万円でインド留学

 最後にインド留学もお勧めしたい。バンガロールで日本人留学生にお会いした。バンガロール大学とは私立の名門。彼によると学費は年間20万円、生活費は三食付きの相部屋の寮費込みで年間10万円程度だという。合計で30万円。これなら地方の高校生が東京の大学へ進学するより圧倒的に安い。

魅力はコストだけではない。「インド人学生は本当によく勉強します。食事と睡眠以外は勉強しています。外国からの留学生もすごく勉強します。教室を移動するときも本を読みながらなんて人もいます」という。また、全てが混沌というインド社会でもまれるメリットもある。「インドでサバイバルできれば世界中どこでも活躍できると思います」と結んでくれた。

30万円で、訛りは強いが、英語を習得でき、あの天才的な数学頭脳と学べ、11億人の混沌の中で暮らせるならとても有意義だ。日本企業もそういう人材を好んで採用する時代になるだろうし、外国企業や現地企業での採用そして起業のチャンスも生まれてくるだろう。今の若者に、色んな意味で世界を席巻しつつある、インドとのつながりを若いうちから持つことをおススメしたい。