田崎史郎「ニュースの深層」
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急浮上『第3極』成否のカギは「坂本龍馬」

「桝添新党」に続いて「与謝野新党」も浮上

2010年03月09日(火) 田崎 史郎
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「夏の参院選に40人の候補を立てますよ」-。みんなの党代表の渡辺喜実は最近会った自民党議員にこう豪語した。みんなの党の候補者探しは必ずしもスムーズに進んでいないため、こんなに立てられるかどうか、不透明だが、自信のほどがうかがえる。

 一方、自民党内では前厚生労働相・舛添要一に続いて元財務相・与謝野馨も新党結成に言及した。7月11日投票予定の参院選に向けて、民主党でも自民党でもない「第3極」の動向が大きな焦点となってきた。

 第3極への関心の高まりは、鳩山政権への失望と軌を一にしている。最新の世論調査を見ると、共同通信調査(6、7両日に実施)で内閣不支持率が支持率を12.6ポイントも上回って5割近くに達した。

 また、夏の参院選を経て「民主党が参院でも単独過半数を占めた方がよい」との回答は28.3%にとどまり、「単独過半数を占めない方がよい」が58.6%に上った。同じ時期の読売新聞などの調査でも同じトレンドだった。

 鳩山政権の凋落(ちょうらく)は目を覆うばかりだ。しかし、自民党は政権批判の受け皿とはなり得ず、政権に愛想を尽かした人たちは支持政党がない無党派になるか、みんなの党を支持するかしか、選択肢がなくなっている。この結果、みんなの党の支持率は公明、共産両党に匹敵し、調査によっては両党を上回るようになっている。

 昨年夏の衆院選で、みんなの党は民主党の圧勝の陰に隠れた。だが、みんなの党は比例代表で3,005,199票を獲得し、社民党と比べ961票少ないだけだった。しかも、北陸信越、中国、四国の3ブロックで候補者を立てずにこれだけの票を得たのだから、「実際は400万票程度という計算になる」(幹事長・江田憲司)というのは誇張ではない。

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