石川遼も買った
邸宅つきゴルフ場の「評判」

 都心から「東京湾アクアライン」で1時間弱。房総半島の中西部・富津市に、昨年10月、新タイプのゴルフ場がオープンした。

「富津ブリストルヒルは、ゴルフ場と、富裕層向けの豪華な邸宅が一体になった新しい形態の施設です。このうちのひとつを、石川遼君が買ったことが話題になっているんです。ブリストルヒルの営業マンも、それを宣伝文句として使っている」(ゴルフ会員権売買業者)

 ブリストルヒルの監視カメラ付きの堅牢な門をくぐり、トンネルを抜けると、数軒の建築中の邸宅が見える。そのうちの一軒に、「KI企画株式会社様新築工事」の看板が立っていた。「KI企画」は、石川遼の母親が社長を務めるマネジメント会社だ。石川遼の父・勝美さんに話を聞いた。

「購入したことは事実です。日本ではまだ、家が付いているゴルフ場は非常に珍しいですよね。昨年アメリカに行ってわかったのですが、コースのなかにコテージのような家があるところがたくさんあるんですよ。今後、遼がキャリアを積んでいくなかで、そういうもの(施設)が必要になるのではないかと考え、購入しました。

 ただ、色々な契約があるので、ウチは格安になっていると思います」

 このゴルフリゾートは通常のように会員権を売り出すのではなく、4000万円台~1億5000万円前後で施設内に自分の好きな家を建てられ、ゴルフが楽しめるというもの。

 敷地全体が塀で囲われ、住人や友人以外の立ち入りが制限されている。

「確かに、一握りの人しか購入できないかもしれませんが、少しずつそういう施設が普及することで、ゴルフに対する理解が深まっていけばと考えたんです。遼はゴルフの普及に心を向けていますが、シニアの方にこういう施設を買ってもらえれば、という期待感もありました」(勝美氏)

 ゴルフ場経営に詳しい関係者は、この豪華施設の「評判」をこう語る。

「あの施設には外資系のファンドなどが出資していますが、会員権市場がこれだけ冷え込んでいる時期に、100区画も完売できるのか、業界でも注目されています。遼君の名前を使ってセールスしているのも、施設のブランド力を上げるためでしょうね」

 施設の経営者によると、すでに12区画が成約済み。さらに27区画を売り出し中という。