浪人決意 菅野を「巨人は来年1位指名するのか」
来年のドラフトでは東浜巨の一本釣りを狙っていた─ジャイアンツよ、
どうする?
会見場に向かう菅野。この日の「拒否表明」を受けて日本ハムの山田正雄GMは「まだ正式な回答ではないと受け止めている」と語り、説得を続ける意向を示した

 学生No.1右腕と巨人軍の〝蜜愛〟は、やはり他球団の横槍を許しはしなかったということか---。彼とその一族が出した結論は「日ハム拒否」だった。

 10月27日に行われたプロ野球ドラフト会議で〝原辰徳の甥〟菅野智之(22・東海大)の交渉権を引き当てたのは、周知の通り、日本ハムだった。現監督の甥にして東海大野球部顧問・原貢氏(76)の孫という〝血統〟から巨人入りは間違いないと見られた菅野だが、蓋を開けてみれば日本ハムもまさかの1位指名。これに激怒したのは菅野本人ではなく、その家族たちだ。特に貢氏は「事前に指名の挨拶がなかった。人の道に外れている」と同球団を猛烈に批判した。

 11月7日、日ハムの1位指名挨拶を受けた際には「自分が思うより、はるかに上の評価をしていただいた。素直に嬉しかったです」と話していた菅野。日ハム入りに向けて〝軟化〟したことを感じさせていたが、同月21日に会見を開き、1年間の浪人生活を経ての巨人入りを目指すと表明したのだ。大学は卒業して無所属の選手となるが、東海大のサポートのもとトレーニングを行っていくという。