田原総一朗のニッポン大改革

田原総一朗×升永英俊 後編「『一人一票』に反対する最高裁判事を罷免することで本当の民主主義を実現しよう」

2011年12月09日(金) 田原総一朗
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前編はこちらをご覧ください。

田原 じゃあさらにお聞きしたい。

 一票の格差をなくそうというと方法は二つありますね。つまり鳥取のような県の議員の数を減らすのか、あるいは東京や神奈川の議員の数を増やすのか、ということになる。これはどういうふうにお考えですか。

升永 一人一票にすればいいわけですから、それは減らしても増やしてもどちらでもいいと思います。

 ただ個人的意見を言えば、少なくすればいいと思う。例えば480人の衆議院を・・・。

田原 鳥取や島根のようなところの議員の数を減らすと?

升永 そうですね。でもそれだけじゃなく、衆議院だけで480人という議員の数も多すぎると思いますから、300人でも200人でもいいけど、それくらいまで議員数を少なくするべきだと思います。

田原 200人にしたら、山口、島根、鳥取、岡山、広島あたりを含めた地域でおそらく1~2人になりますね。

升永 それでいいじゃないですか。

「田舎ほど国会議員が必要」は正しいのか

田原 よく「田舎ほど国会議員が必要だ」と言われます。「東京や神奈川では道路を造るにしても地下鉄を造るにしても、商売・ビジネスになるのだから、そこにさほど国家のカネは要らない。田舎のほうは商売・ビジネスにならないから国家の公共事業が必要だ」と一般的に言われています。そこはどうですか。

升永 その話、僕は知りませんでした。

田原 これは常識ですよ。つまり東京や神奈川は税金をたくさん払いますが、返ってくるカネは最も少ないんですね。島根のような地方は払うカネよりももらうカネのほうが多いんです。

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