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NY

 近年、都市全体としてIT産業への適応が押し進められている場所としてニューヨークが挙げられます。

 その背景には、デジタルが社会に浸透したことによってwebのメディアとしての価値が高まっている中、ニューヨークであれば広告業界と接点を持つのが容易であること、またクラウドなどの技術によって、競合優位性を築けるのは、デザインなどに移ってきており、デザイナーへのアクセスも優れている都市であることが挙げられます。

 ニューヨーク州政府もTwitterやIPOも間近と言われるレビューサイト、Yelpのニューヨークオフィス招致などのIT分野スタートアップの積極的に支援しているほか、Chief Digital Offerというポジションの設置とともに自治体としてのソーシャルメディア利用も推進していっています。

 今回はそんなニューヨークに先日訪れる機会があったので、ニューヨークにおける最近のスタートアップ事情をご紹介してみたいと思います。

新しい経済のあり方を提示する「Etsy」

「アーティストから提供された作品で様々なデコレーションがなされているEtsyオフィス」

 ニューヨーク発のサービスとして今、最も注目されているものの一つとして「Etsy」というサービスがあります。

 "人がモノを作って生計を立てることができるようにし、製作者と購入者をもう一度つなぎあわせること"をミッションとしたECサービスであるEtsyは、クリエイターの方々が、ハンドメイドで作った手工芸品を販売するプラットフォームとなっており、世界中からアーティストやその予備軍が参加してきています。

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