世界への“ツッコミの入れ方を学べ!
“空気読まない低年齢”だからこそ学べる世界ツール

日本で過ごすべきは10代!

 前回から取り上げている「低年齢留学」。これについて多くの賛否のご意見を頂いている。否定的な意見は二つに大別できる。一つが、「日本人の核となる部分(日本の文化や歴史への理解等)が出来上がっていない時点で留学させるのは、国際人ではなく、“根なし草”を作ってしまうのではないか」との危惧である。もう一つが、「5,6歳では可愛すぎてとても手放せない」とのご意見である。

 これらはもっともな懸念だと思う。今回は留学開始年齢をめぐる葛藤にスポットを当ててみたい。
前述の加藤夫妻は、留学のゴール設定から逆算していくつかの選択肢を検討した。ゴールは欧米の名門大学学部留学である。なぜ欧米の名門大学学部留学をゴールと設定したのかについては次回以降に紹介したい。

 そして加藤夫妻は以下の戦略を組み立てた。

・低年齢で留学させる
・大学直前の教育を日本で手元において行う

 加藤夫妻が考えた低年齢で海外に送り出すことのメリットは

・語学がハンディにならない
・語学習得や異文化対応のスピードが早い
・自立心は早いうちに養うのがベター
・勉強する癖も若いうちにつけるのがよい。

 加藤夫人は「日本の子どもが今、一番乗り越えなければならない課題は、英語でもコンピューターでもなく、「声を出すこと」だと思っているんです」と切り出す。加藤夫人いわく声を出すには以下の9つの能力が必要だという。