松井秀喜に直撃!
「赤ゴジラの本音、教えます」

イチローの挑発からホームラン王、ヤンキース復帰まで
山下智茂・星稜高総監督と。恩師の悲願であるタイトル獲得なるか 〔PHOTO〕幸多潤平

「あれはイチローさん流の言葉遊びというかね。グラウンドで会えば話はするよ。いつもオレが一方的に言われているから、そう見えるのかもしれないけどね」

 NHKの朝ドラのタイトルをもじった「ウェルかめ・トゥー・ザ・ウエストディビジョン(西地区)!」というイチローの歓迎コメントを松井秀喜(35)は、「挑発じゃないよ」と流すのだった。

 ゴジラのLA上陸で俄然、盛り上がるのが、アメリカン・リーグ西地区。イチローのいるマリナーズとの直接対決の機会はヤンキース時代から倍増する。とはいえ、野手が対決するのは投手。だから、イチローは「オレがピッチャーをやる」なんて更なる挑発をしたのだが、松井はまたしてもうまくかわした。

「確かにね、野球はピッチャーだよ。そういう意味では、今年のマリナーズは相当、手強い。サイ・ヤング賞左腕、クリフ・リーが先発に加わったからね。俊足巧打のショーン・フィギンズが加入したのも大きい。イチローさんとの1・2番はかなりやっかいだね。走・攻・守すべてが一流のイチローさんだけど、一番羨ましいのは足かな。
  守備にも生きるからね。肩はある程度、自信あるんだけど。もうね、オッサンだよ。メジャー7年間で体はボロボロ(笑)。でも、エンゼルスも強いよ。あのヤンキースがここ数年、苦杯をなめさせられ続けたチームなんだから。'05年のプレーオフでも負けてる。あの時、オレが最後のバッターだったから、よけいに印象深い」