米ソーシャルゲーム最大手Zyngaが果たす社会的責任-非営利団体Zynga .orgの取り組み
Zynga

 アメリカ・サンフランシスコに本拠を置くソーシャルゲーム・ディベロッパーZynga(ジンガ)。2007年に創立されて以来、Facebook内で遊べるソーシャルゲーム「CityVille」や「FarmVille」など多くのヒット生み出しています。「CityVille」にいたっては一日のアクティブユーザー数は8000万人を超えており、世界で最も利用されているゲームとなっています。創業からわずか4年、2011年の売上高は10億ドルに達する見通しです。

 さまざまなソーシャルサービスの中でも群を抜いた事業規模を誇るZynga。まさに「金脈を掘り当てた」という表現がふさわしい成長ぶりですが、その一方で「社会的責任」を果たす活動も積極的に行っています。今回は、Zyngaが立ち上げた非営利団体Zynga.orgについてご紹介したいと思います。

非営利団体 Zynga.orgとは?

 「ゲームを通じて世界を変える」ことをミッションに掲げ、2009年10月に非営利団体 Zynga.orgは立ち上がりました。この団体は国際的なNPO・NGOと連携しながら、これまでに1,000万ドル(約8億円)もの寄付金をZyngaのユーザーから募っています。

 連携している団体は、WFP国連世界食糧計画・Save the Children・water.orgなど、世界規模で人道支援活動をおこなっている団体です。

 寄付金の募り方はシンプルです。Zyngaゲームのユーザーに対して、購入金額がそのまま寄付になるバーチャルアイテムを販売します。ユーザーは特別アイテムを手に入れることで、自らの関心のある社会問題の解決に貢献することができます。

Zynga.orgのこれまでの取り組み

 Zynga.orgの取り組みが拡大したのは2010年1月に発生したハイチ地震の時です。食糧・家屋・水・教育、それぞれのテーマで活動している6団体と連携し、ハイチを支援するためのバーチャルアイテムをFarmVilleを中心に販売しました。これまでに400万ドル(約3.2億円)もの寄付を集め、学校建設や、食糧支援などに活かされています。