花粉症でも鼻炎でもないのに、咳やくしゃみ、鼻水の症状が出たら要注意!この季節を悩ます「寒暖差アレルギー」のメカニズム

(原元 美紀)

暑さ寒さも彼岸までのはずでは・・・? とボヤきたくなるほど、全国各地で気温の乱高下が続いています。 11月に入ったというのに、最高気温が25度を超える日があるかと思えば、突然次の日には10度近く下がったり、また、一日の間でも寒暖差が10度も開きがあったり。

 寒暖差による体調不良はそれだけではありません。

 食欲不振・睡眠トラブル・疲れやすい・イライラするなど、自立神経に影響を及ぼしていたのです。

 自律神経は、寒い時は血管を縮め体温を逃がさないようにし、逆に暑いときは、血管を広げ温度差に体を適応させる役割を果たしているのです。

 しかし、その自律神経がスムーズに適応できる範囲は、寒暖差が約7度と言われています。

 それよりも大きな寒暖差には自律神経が適応できず、体がアンバランスな状態になってくるのだといいます。

寒暖差アレルギーの目安は?

 あなたのアレルギー症状が寒暖差によるものかどうか目安となるポイントが2つあります。

1.目・・・炎症があるかどうか
充血していなかったら寒暖差アレルギーの可能性あり。

2.鼻・・・鼻水の色
透明だったら寒暖差アレルギーの可能性あり。

 実際には耳鼻科で検査を受けるとより詳しく判明します。

 ということで、私は、自分のアレルゲン(アレルギーの原因)を調べに耳鼻科で検査を行いました。

 指先から血液をほんの少し採取して、15分ほどで検査結果が出ます。

 すると、医師から意外な答え。

「寒暖差のアレルギーではありません」。

「実は寒暖差アレルギーというのは、医学的には『血管運動性鼻炎』と呼んでいて、アレルゲンを見いだせないものを指すのです。」

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