5歳から始まる本物のグローバル教育ーースイスのボーディングスクールへの低年齢留学を選んだ夫婦の「英断」

国内で進むグローバル対応教育格差

日本国内の報道によれば、“内向きになった”という日本の若者たち。しかし、正確に事態を見れば、事実はそうではない。グローバル対応を早める若者と内向き志向を強める若者に二極分化しているようだ。

今回はグローバル対応を早める事例を紹介する。5,6歳という低年齢からわが子を世界に羽ばたかせるある加藤(仮称)夫妻の挑戦についてである。実際、この夫妻の英断とそれに見事に応える子供たちの奮闘は、知る人ぞ知る話題となり、低年齢留学は一部で大きく注目を集め始めている。

 加藤夫妻と初めてお会いしたのは一時帰国中のこと。ケーキの美味しいカフェで「この子達を世界の港に向けて船出させてあげたいのです」と爽やかにおっしゃるこの夫妻。お子さんたちは欧米の名門大学を目指されるということで相談を受けた私だが、逆にこの夫妻から多くを学ばせて頂くことになった。

夫妻とも医師であり、日本国内では最高の教育を受けたカップルだ。ご主人は、激烈な受験勉強を小学生で経験し、御三家と呼ばれる私立男子校を卒業した。奥様の方は、和製ボーディングスクールであった旧制高校で教育を受けたお父様から、その魅力について薫陶を受けていた。

 ご主人は「まず、わが子たちが25歳になる世界を想像し、それから逆算して子供たちへの教育を考えました」という。未来のシナリオを想定し、逆算して準備をする。これは私がアメリカで学び、実践してきた「危機管理」そのものの発想だ。そう教育とは、「わが子の未来の危機管理」であるべきなのだ

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