経済の死角

怪! あなたの身近にある「埋もれた高放射性物質」
世田谷発 民家の床下の次は、
スーパーマーケットから検出

2011年11月11日(金) フライデー
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毎時110マイクロシーベルトの放射線量が検出されたスーパー玄関前。平時は野菜が売られている場所で、10月31日、作業員が線量計を持って調査に当たっていた〔PHOTO〕本多治季

「私たち、ずっと被曝していたということですか? このスーパーが開店してから10年以上、利用しています。お刺身なんか随分買いましたけど、それも被曝しているんでしょうか」

 東京・世田谷区に住む60代の女性が、不安を訴える。

 10月28日、同区八幡山にあるスーパー『パワーラークス世田谷店』に〝ホットスポット〟が見つかった。スーパーに隣接する歩道で170マイクロシーベルト(毎時・以下略)、玄関前では110マイクロシーベルトの放射線量が計測されたのである。自称・同区住民の男性が計測し、ツイッターで情報を流した上で区役所に通報。区役所が計測した結果、高い数値が検出されたのだ。現場はアスファルトに覆われているため、文部科学省は、「福島第一原発との関係性は薄い。地中に原因がある可能性がある」として掘削調査を決定。31日から業者がドリルで穴を開けるなど準備作業を始め、11月1日から本格的な掘削作業を始めた。

 いったい、アスファルトの下に何があるのか。古くから住む住人は、

「スーパーがあった敷地は、以前は駐車場だった。その前の'70年代までは、協同組合短期大学がありました」

 と証言する。その短大での研究や実験に放射性物質が使われていたのだろうか。しかし、このような研究・実験施設に限らずホットスポットは日本全国にあるとも言われる。中部大学総合工学研究所教授の武田邦彦氏はこう話す。

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