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Kenichi Nishimura Klout Influence Report

 『Kloutスコア』というものをご存知でしょうか。

 現在、企業やソーシャルメディアで積極的な情報発信を行なっている個人が敏感に反応するこの数値はソーシャルメディア上のユーザーの影響力を数値化したものです。

 今回は最近とみに注目を浴びている『Klout』や『Peer Index』のようなソーシャルメディア上のユーザーの質を測るサービスについてその背景や影響を考えてみたい。

『Klout』が注目される背景

 TwitterやFacebookといったソーシャルメディアの浸透はこれまでは情報を受取るのみだった多くの人々に情報発信の手段を与え、マスメディアによる情報の一方的な発信から双方向的な情報交換へのパワーシフトを実現しました。

 しかし、それは同時に絶対的な情報量が増加をもたらしており、そのような現状を解決する手段として『Klout』や『Peer Index』とようなが注目されているのです。

進む『Klout』活用

Audi USA Klout Collaboration

 海外では既に2,500を超える企業がKloutを活用したデジタルマーケティングを行っています。それぞれの企業のブランドによく会話している個人を特定し、働きかけることでより効率的にメッセージを伝搬してもらうインフルエンサー・マーケティングという手法において必要不可欠な影響力の高い個人の特定に主に利用されています。

Klout Perk picture

 一例として、先日Audiのアメリカ法人も自身のFacebookページ上でユーザーのKloutスコアに基づいて、プロモーションを行うことを決定しました。また、企業とインフルエンサーを結びつけるKloutによるサービス『Klout Perks』には様々な企業によるインフルエンサーを対象とした特典が紹介されています。

 実は以前からこのような手法はブログなどで行われていたわけですが(高いPVを誇るブロガーさんに記事を書いてもらうなど)、TwitterやFacebookのような近年成長してきているソーシャルメディアはブログよりもさらに情報の伝播力が高いという特徴がある故、以前にも増して注目を浴びています。

『Klout』はどんな未来をもたらすのか

 そのような動きは個人、企業、社会といったそれぞれのアクターにどのような影響をもたらすのでしょうか。

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