雑誌
高いのはいやああああ! 5年10年でかかる維持費はいくら?
避けて通れぬものなれど・・・、

 日本におけるクルマの保有台数は7908万台超('10年11月末の数字)。この数字を見ると、クルマが高級品といわれた時代は過去のことと思えるが、はたしてそうなのかを検証する。 

 クルマは買ってしまえばそれで終わりというものではない。動かすためには燃料が必要となる。タイヤなどの消耗品は交換していく必要もある。あまり嬉しくはないが税金もかかるし、公道を走る以上は保険にも加入しなければならない。そう、どうしてもかかってくるのである、維持費というヤツが。

 むろん、維持費がかかるからクルマやめましょう、などという気は毛頭ない。が、5年、10年と所持すれば、それだけ維持費がかかるということは知っておいていただきたい。

 上の表は乗用車の平均使用年数の推移を示したものだが、'01年以降ずっと10年を超えている。だからこそ5年、10年と所持した時の維持費を知る必要があるのだ。そして、その維持費を知ったうえで、なお「クルマ愛」を貫いていただきたい。BCはそんなアナタが大好きだ!

高燃費も圧倒的価格差の前では無意味かも・・・

 税金では一見して日産の2車が高くなっているが、これは例に挙げた2車がともにエコカー減税の対象外であるため。

 取得税と自動車重量税の減税は、それぞれ1回こっきりで、その後は減税の影響がなくなってしまうため、長く所持するとウマ味は感じられなくなってしまうのだが、それでも減税対象外の車種と比べれば、大きな差。維持費を抑えることを考えるならば、やはり減税対象車だ。

 維持費を考えるうえで頭が痛いのが駐車場代。場所によってあまりに差が大きいので今回は詳しく触れないが、ひと月2万円が平均とされる東京で考えると、5年間で120万円、10年間で240万円という、すさまじい額が出てきてしまう。

燃料代は日々使うだけに一番気になるコストだが、今回はほかにもガソリンスタンドで費やした時間も計算してみた!

 家に車庫があればとたんにゼロとなるコストだが、家に車庫を作る、それどころか一軒家を持つこと自体が難しいエリアほど負担が大きい傾向にあるわけで、なかなか難しいところでである。

 さて、プリウスというと維持費が安そうなイメージがあるが、日割りにしてしまうと、案外そうでもないことがわかる。

 超絶燃費を誇るプリウスゆえ、燃料代(10・15モード燃費ベースで算出)は軽より安いというすごいことになっているが、やはり元の車両価格の安いクルマと比べると、あたりまえだがツラい。例えばフィットと比較しても、燃費だけで差額を取り返そうとするのは、諦めたほうがいいという結果になった。

 やはり維持費を安くするにはクルマ自体が安いに越したことはないのである。

税金はi-MiEVはもちろんだが、プリウス、フィットの安さが光る。エコカー減税のないGT-R&エルグランドは高額に。エコカー減税やっぱり大事だ!
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