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よくも悪くも 真実はオドロキなり

「私、本当は男なの!」(ヨメ)。「うげっ!」(ダンナ)。そんなふうに、世の中真実を知らなければ幸せな人生を送れたのにという話はけっこうあるものです。クルマ界から生活に関連するネタまで「知らなきゃよかった」話と「名ばかりのもの」。この2本立てで真実が語る驚きの世界をお届けします!

真実はオドロキ その1
知らないほうがよかった世界

 まずは「この話って知らないほうがよかった」と思える話をズズイと紹介していきましょう。クルマ界でよく耳にする噂の真実、新発覚の出来事から生活全般の小ネタまで、探ってみた。

え?1300万円差で同じパーツ

 昔から少量生産のスーパースポーツなどは、ボディパーツに汎用品を使うケースが多い。ランボルギーニミウラのヘッドライトはフィアット850スパイダーのものを使っていたし、ロータスエスプリのリアコンビはAE86のもの。BCでも過去やっていて有名なのは、ランボルギーニディアブロのヘッドライトはフェアレディZ(Z32)だったこと。

価格差130万円なのによく見りゃ、サイドウインカーは同じ

 そんななか、発覚したのがマセラティグラントゥーリスモとフィアット500の共通パーツ。実はこの2台のクリアタイプのサイドウインカーは同じパーツ。マセラティがフィアット500とは前後逆に装着しているのはせめてもの抵抗か?

 いくら同じグループとはいえ、価格差1300万円オーバーの2台が同じパーツなんて・・・。外装パーツはやめようよ。知らなきゃよかったと思うのは買えない凡人だけかぁ?

新型車なのに否定されている

 クルマはFMCやマイチェンを繰り返すものだが(例外もあるけど)、その計画スパンを追うと当たり前のことだが、心情的にひっかかること。それが、「クルマのマイチェンのアイデアは、新型車が発表されたその日にはすでに商品企画が進んでいる」という事実だ。

 2~3年目にマイチェンをすることを考えれば、ニューモデルの発表日のタイミングですでに企画がスタートしていないとスケジュール的に間に合わないという仕組みになっている。

マスコミも注目する華々しいデビューの陰で、マイチェンへの準備がすでに始まっているとは、ちょっと悲しいです

 以前、担当が取材を通じてその事実を知った時はショックだった・・・。

 だって、華々しくスポットライトを浴びて「本日発表です!!」なんてやっているその日に、メーカーの開発部では「現行型の問題点を洗い出してマイチェン時に改良しよう」なんてことをやっているわけでしょ!?

 新型車を買ったって、なんだか嬉しくないなぁ~。

新車装着ではアノ値段は数百万!

 クルマの交換部品として値が張るものにタイヤがある。が、自動車メーカーに納入される新車装着タイヤの価格、クルマ業界では「かなり安いのでは?」とウワサがあるが、真相を知りたいと御大・三本和彦さんへ聞いてみた。

「ガッカリするので知らないほうがいいかもしれないけど、1本数百円単位といわれているね。特に量販車ならメーカーへ数多くタイヤを納入できるので、そのぶんコストがかからなくなり、単価も安くなる。昔ならサニーやカローラあたり。

 また、同じことがショックアブソーバーにもいえる。アフターパーツのダンパーなど、1台ぶん10万円以上といわれるけど、一般的な市販車の新車装着品の納入価格は1本数千円ほどときいたことがあるね」

 う~ん・・・。新車装着のタイヤは標準ものとはいえ、それほどまで安いのなら、クルマの車両価格、もう少し安くならないかな・・・??

欧州ではカローラはカローラではない

どちらもカローラなんですけど。。。

 カローラといえば元祖日本の大衆車。というだけあって5ナンバーサイズでお世辞にも風格あふれる車格という感じでもない。しかし、世界で、特に欧州で販売されるカローラは日本のオーリスで、日本のカローラはアジア圏で販売されるカローラと同じ。ボディの剛性やサスペンションの剛性、車体の構造など、明らかにオーリスのほうが数段ハイレベルで車格は上。

 カローラという車名は世界で共通なれど、販売地域によって根本的にクルマが違うなんて、ちょっと納得いかない。ヴィッツが欧州でヤリスという名前に変わるほうがまだ気分的にいいのが正直なところ。

センチュリーはトヨタ製じゃない!?

生まれはトヨタじゃないの!?

 トヨタセンチュリーがトヨタ本体ではなく、関東自動車工業で作られていることはクルマ好きなら知っている話。でも、改めて思うのは「なぜ、トヨタの超フラッグシップカーを本体が作らないのか!?」。

 もちろん、関東自工の技術レベルがもの凄く高いということは知っているし(ヘタすりゃトヨタのどの工場よりも高品質かも!?)、プライドをもってセンチュリーの生産に当たっていることも知っている。古くはヨタハチも関東自工製だし、レビン/トレノも関東自工製。要するに少量生産で品質の高さを求められるクルマを関東自工で作っているわけなのだが・・・。

 そんなわけで、トヨタが誇る超フラッグシップの生産を完全子会社とはいえ外部に委託しているとは、ちょっとガッカリ。

F1メカニックの年収、500万円って本当?

 政情不安のため開幕戦がバーレーンからオーストラリアに変わり(3月27日決勝)、開幕前から話題を集める今年のF1。そのF1界で小耳に挟んだネタが、「メカニックの年収、実は500万円ほど」。えっ! 安すぎないか? と本誌お馴染みの津川哲夫さんへ聞いてみた。

「平均すると年収500万円ほどで、各チームで紳士協定ができているのでどこもほぼ同じ。ただチームロータスなど若いチームは人材がほしいから例外的に若干高い。安いと思うかもしれないけど、チーフメカニックのいうことを黙ってきいて動く人間がいいから、そこいらの坊やでもいいわけですよ」

 とはいってもあのF1の世界で生きる人間が年収500万円。この世界に憧れている人からすれば、知らなきゃよかった話だろう。ちなみにドライバーではM・シューマッハの5億円。これがトップクラスだそうだ。

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