ソーシャルメディア分析ツール「Export.ly」で簡単レポート作成
Export.lyで出力できる分析レポート

 マーケティングの一環として、フェイスブックページや公式のツイッターアカウントに取り組んでいる企業は数多く、今後も増え続けていくと考えられます。

 例えば先月2011年3月には、ホンダトヨタという日本を代表する自動車メーカーが2社、ソーシャルメディアへの参加を果たしました。4月を迎え、多くの企業がソーシャルメディアへの取り組みを開始、強化していくことでしょう。

 企業がソーシャルメディアに取り組んでいく上での大きな課題は「効果測定」です。フェイスブックページ一つとっても「PV」「UU」「ファン数」「コメント数」「年齢」「性別」などなど様々な効果測定指標が存在するため、「一体何をどう評価し、上司に報告すれば良いのか分からない…」といった悩みを抱えている方は多いはずです。

 今回ご紹介するのは、そんな悩みどころの「ソーシャルメディアの効果測定」を助ける「Export.ly」というツールです。

アカウントを入力するだけでレポートを出力できる

 Export.lyは海外のサービスですが、日本語で運用されているフェイスブックページやツイッターアカウントにも対応しています。

 利用方法はごく簡単です。ツイッターを分析したい場合はこちらのページからアカウント名を、フェイスブックはこちらのページから「Authenticate」をクリックし、フェイスブックページのURLを入力してください。

 利用料金は、フォロワー数やページのコメント数などで変化しますが、課金のしきい値が比較的高いため、ほとんどの場合無料で利用できるでしょう(例えばツイッター分析では、フォロワー数が1万人を超えていなければ無料です)。

 なお、分析を無料で行う場合は、自動的に自分のツイッターアカウントから「I just used http://export.ly by @simplymeasured to analyze my Twitter audience in Excel.」といったツイートが投稿されることに注意してください。利用料を取らない代わりに宣伝に協力して欲しい、ということなのでしょう。

 Export.lyの優れた点は、シンプルな使い勝手で必要十分なレポーティング結果を出してくれることです。ソーシャルメディアの分析ツールは多数存在しますが、無料で使え、ここまでシンプルに必要なデータを出力してくれるツールは他にありません。ソーシャルメディアにビジネスで取り組んでいる全ての人に有用なツールと言えるでしょう。

 しかしながら、Export.lyは「ソーシャルメディアのビジネスインパクト」までは明確にしてくれないことには注意が必要です。フォロワー数やファン数の推移は知ることができますが、それがどのように「売上」や「ブランドイメージ」などの向上に寄与しているかは、別途データを読み取っていく必要があります。

 Export.lyのような、私たちの作業時間を減らしてくれるツールは、今後も数多く登場していくでしょう。本連載では引き続き便利なツールについてもご紹介していきます。皆さまがオススメするツールがありましたら、ぜひフェイスブックページにて教えてください。

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