ソーシャルウェブが未来を創る!
2011年10月13日(木) イケダ ハヤト

スタートアップに求められる「課題発見力」

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 ここ最近の動向を見ると、まさに日本でもスタートアップ花盛り、といったところです。

 「ブレークスルーキャンプ」などのスタートアップ支援プログラムや、「インキュベーター」と呼ばれる資金提供者の増加などを受け、数多くのウェブサービスが作られ、世を賑わせています。

 スタートアップが盛り上げるのは本当に素晴らしいことなのですが、一方で、誰にも使われないまま幕を閉じてしまう製品が数多く存在するのも、見過ごせない事実です。

 仮に「1万人に日常的に使われること」を成功の基準とするならば、成功していると言える製品は全体の1%に満たないのではないでしょうか。比較的容易に作れてしまうがゆえに、たくさんの製品が世の中に出て、使われないまま忘れ去られていくのです。失敗から学べることは多かれど、忘れ去られていくサービスたちを見ていると、時間と創造性が無駄になっているのではないか、とふと思ってしまいます。

 今日の記事では、そんな日本のスタートアップ市場に対して、僭越ながら意見を書きました。スタートアップに関係するお仕事をしている方は、ぜひお読み頂けると嬉しいです。

「解決すべき課題」を見つけるまでは製品は作らない方が良い

 私が市場を見ていて感じるのは、「課題ではなくアイデアから始まっている製品」が少なからず存在していることです。具体的に言えば「位置情報と音楽を組み合わせた面白いんじゃないか?」「位置を限定してQ&Aをやったら面白いんじゃないか?」といったような製品です。このような「課題ではなくアイデアから始っている製品」は、9割型失敗すると私は考えています。

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