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羽柴誠三秀吉がマジで夕張市長に当選しそう!
万年泡沫候補がまさか!本人も「ワシはライオン、相手はインパラとウサギだぁ」と吠えた
夕張市の目抜き通りで街頭活動をすれば、「また投票すっから」と声をかけられる。今回の市長選は「羽柴秀吉」の名前で戦う(2月26日)[PHOTO]橋本 昇(以下同)

 この顔に見覚えはないだろうか? ヒントは「選挙」。野党だった民主党が大躍進した '07年の参院選や、小泉純一郎首相が引き起こした郵政解散による '05年の衆院選の時、ポスターで見たことがある人もいるはず。そう、日本各地で出馬しては落選し続けている羽柴誠三秀吉氏(61、本名・三上誠三)、その人である。

 青森県金木町(現・五所川原市)という太宰治と出身地が同じ羽柴氏。今度は4月24日に投開票が行われる北海道の夕張市長選に前回( '07年)に続き再度出馬するというのだが、それだけなら「また泡沫候補か」の一言で斬って捨てられるところだ。

 しかし、今回は様子が違うのである。現在、立候補が見込まれるのは羽柴氏、元東京都職員の鈴木直道氏(29)、〝小泉チルドレン〟として名を馳せた元代議士の飯島夕雁氏(46)の3人だが、一部メディアの票読みでは、羽柴氏がもっとも当選確率が高いという分析結果が出ているのだ。本誌の取材に羽柴氏は津軽弁で鼻息荒く吠えた。

「私が頭二つ抜き出てるんでないがと思います。3人が並ぶと、私がライオンで、残る二人はインパラとウサギといったとごだ。前回の市長選で私を応援してくれだ人たちが、みぃんな今回も応援してぐれると言ってます。あどは、新しい票を掘り起こせば、勝ち戦は間違いなしだ」

 現時点でリードしている事実は、羽柴氏の思い込みではない。そもそも前回の市長選で現職の藤倉肇氏(69)に敗れたとはいえ、わずか342票差の次点だった。