ニュージーランド地震にみる、災害時にライフラインとなるソーシャルメディア活用法とは
2/23にTwitterに投稿された画像より

 2011年2月22日、ニュージーランド、クライストチャーチ市にマグネチュード6.3の直下型地震が発生し、2月28日時点で日本人28名を含む約200名以上の方が依然行方不明の状態にあり、そして148名もの方の命を奪うという、大惨事を招きました。

 中東・北アフリカを中心とした反政府民主化運動の過程でソーシャルメディアが大きな役割を果たしているように、災害時においてもソーシャルメディアが無視できない役割を果たしていることは、特に海外のメディアでは注目して取り上げられています。

例:「災害時に私たちはいかにソーシャルメディアを使うか」(How We Use Social Media During Emergencies) 「Mashable」より。こちらをクリックすると拡大された図をご覧になれます。

 被災者と家族とのコミュニケーションや安否確認手段として、状況把握のための重要な情報ポータルとして、その他にも住居の提供やオンライン寄付の窓口として、既にインターネット、ソーシャルメディアは様々な場面でライフラインとして活用されているのです。今回はその中でもいくつか中心的な役割を果たしたサイト、サービスを機能毎にまとめ、ご紹介したいと思います。

リアルタイムの状況把握・情報発信のためのTwitter、ハッシュタグ

 地震のような自然災害の直後において、とにかく被害状況の把握、安否情報の確認というのは最も重要な情報です。リアルタイムの情報共有、拡散という点において、Twitter、そして「#eqnz」「#eqnzjp」等のハッシュタグは非常に大きな役割を果たしています。

 Twitter経由で写真や動画を含む地震発生の第一報を知り、そこからテレビ、ラジオ等の主要メディアに情報が流れ、より多くの人に情報が伝播していくケースは既に一般的な出来事になっているのではないでしょうか。ハッシュタグはその後も活用され、現在に至るまで、今回の地震に関し、世界中の不特定多数の人々をつなぐ「キーワード」として活用されています。

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