本田&長友を欠いたザック・ジャパンを救うのは、身長差22cmのデコボコ・コンビ
新星清武&巨兵ハーフナーの「ここがスゴい!」

ザックジャパンの新星でもありU―22代表の中心選手でもある清武。セレッソ大阪でもチームを引っ張る〔PHOTO〕渡部 薫

 いよいよ、W杯ブラジル大会への3次予選がスタート。が、早々に司令塔・本田圭佑(25・CSKAモスクワ)の右膝半月板損傷という緊急事態が発生。右肩脱臼で招集見送りのDF長友佑都(24・インテル・ミラノ)に次ぐ主力の欠場にザックジャパン関係者は真っ青となった。

「本田の手術は無事成功したものの、10~11月のW杯3次予選3試合の出場はもちろんのこと、年内の復帰も微妙な状況です」(スポーツ紙記者)

 急遽、ザッケローニ監督は戦術練習で、中村憲剛(30・川崎フロンターレ)や柏木陽介(23・浦和レッズ)を〝代役〟テストしたが、中村までもがケガで戦線離脱---かくてザックジャパンは9月2日の対北朝鮮戦で大苦戦。ロスタイムに吉田麻也(23・VVVフェンロ)が決勝弾を叩き込んだものの、まさに薄氷の勝利だった。続く6日のアウェー、ウズベキスタン戦も引き分けに持ちこんだとはいえ、消化不良なのは否めない。

北朝鮮戦、ウズベキスタン戦ともに二人は後半からの途中出場。A代表初ゴールを先に奪うのはどっちだ!?〔PHOTO〕YUTAKA/アフロスポーツ

「2戦とも先発した攻撃陣は前線でタメを作れず、攻撃が流動性を欠いた単調なものになってしまった。本田がいるといないとでは、こんなにもチームが変わるものかと、改めて本田の大きさを痛感させられることになった」(前出・記者)

 とはいえ、すべてが悪かったわけではない。ザッケローニが投入した二人の〝新星〟が予想以上の輝きを見せたのだ。

 まず、一人目の〝新星〟は北朝鮮戦の後半15分に投入された清武弘嗣(21・セレッソ大阪)だ。

 ピッチでは香川真司(22・ドルトムント)や長谷部誠(27・ヴォルフスブルク)らとパス交換しながら、好機を演出。正確なクロスを上げ、値千金の決勝点をアシストしてみせた。