スポーツ

松井秀喜「恩師&家族が支えた引退危機」

故郷の温泉で充電完了! 
メジャー9年目、グリーンゴジラの大逆襲が始まる

2011年01月21日(金) FRIDAY
friday
1月4日、母校・星稜高に山下智茂総監督を訪ねた松井秀喜。恩師は「体が締まっていた。言葉も力強かった」と今季の活躍を確信! 〔PHOTO〕幸多潤平

 決して悪い成績ではなかった。

 打率.274、21本塁打、84打点。どの数字もチームトップ3入り。他のチームの主軸と比べても恥ずかしくない数字である。

 だが、エンゼルスは松井秀喜(36)との契約を更新せず、彼は今季から緑色のユニフォームにソデを通すことになった。ライバル球団のスカウトがその理由を語る。

「マツイのヒザはボロボロ。外野守備ができないばかりか、バッティングにも悪影響を及ぼしている、というのが各球団の共通した見方です」

 スポーツ紙デスクが補足する。

「アスレチックスは観客動員がメジャー30球団中29位という貧乏球団。松井の獲得で日本企業の広告とファンをゲットしようというのが狙いでしょう」

 日本の大砲に吹き付ける、あまりに冷たいアゲインストの風。だが、当の本人はまさに、どこふく風。故郷・石川に帰って、旨い魚と温泉で充電すると、昨年より3週間も早く野外でのトレーニングを開始する好調ぶりを見せている。

「松井の父・昌雄さんの腰痛をたちどころに治した腕っこきトレーナーが昨年から松井陣営に加わっているんですが、彼の存在が大きい。ヒザの負担を軽減させるための筋骨隆々→細マッチョへの肉体改造が実を結びつつあるんです。

 ウエイトトレーニングを減らしたため、筋力が低下。昨シーズン前半は感覚のズレにより、バッティングが狂ってしまった。でも、シーズン中に調節できて、後半は巻き返せた。肉体改造の本当の効果が出るのは、今シーズンなんです」(スポーツライター・臼北信行氏)

 母校・星稜高の山下智茂(とも しげ)総監督も"強力な応援団"の一人だ。

1
nextpage


Special Feature
最新号のご紹介