雑誌
クルマ界に潜む 怪しい伝説

 この世にはびこる、真贋定かならぬ怪しい噂、いつの頃からかいわれだし、なんの検証もされぬまま市民権を獲得してしまった伝説。そのテの話はクルマにまつわるものだけでも数多く存在するが、それらの怪しい伝説の真偽を明らかにする。それがオレたち「MYTH BUSTERS(マイス・バスターズ)」の指命。

 映画でよく見るあのシーン、漫画に出てきたあのシーンの再現可能性を、体を張ることも厭わず検証する。「クルマから漏れるガソリンに火を放つと、炎がクルマに追いつき爆発する?」、「ガソリンタンクに砂糖を入れるとクルマは壊れるの?」、「外交官ナンバーのクルマは捕まらないって本当?」。そんなアナタの脳にこびりつく『?』も今日からスッキリ解消だ。

 さあ始めよう、真実探求の旅を。ちなみになかには危険な実験もあるので、よい子のみんなは決してマネしないように。オレたちMYTH BUSTERSとの固い約束だ!

伝説1 カローラはバックならあのGTRより早い?

バックで100km/h超は当然だか危険なので、一般公道で試そうなどと考えていけない

 0~100km/h加速で約3秒というタイムを誇る日産GT-R。が、そのGT-Rを負かす脅威のモデルが国内に存在するのをご存じだろうか。その驚きのモデルの名はカローラ。そう、販売台数では最高峰レベルを誇る、日本を代表する大衆車だ。

 むろん、まっとうに勝負しては530psの化け物マシンにカローラが勝てるわけがない。

 が、ある一定条件下ではカローラが勝つのである。その条件とは「バック(後進)」。GT-Rは2ペダルとはいえやはりMT。設定されたギア比により、そのギアでの最高速は決まる。バックのギア比、タイヤの大きさなどから計算すると、せいぜい80km/hといったところだろう。

 が、カローラはCVT。トヨタ東京カローラのメカニックも、「前か後ろかの違いだけで、プーリーの比率が変わる構造は同じなんだから、スピードは出るでしょうね。試したことないですけど」というように、後進も前進と同じように加速することが可能なのだ。ぶっちゃけ100km/h超も余裕。よって伝説は真実だ。

CONFIRMED(伝説は本当)

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら