伊藤博敏「ニュースの深層」
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警察庁「山口組壊滅作戦」で地下に潜りマフィア化する暴力団の恐怖

安藤隆春警察庁長官への期待と不安

2011年01月13日(木) 伊藤 博敏
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 年頭所感は、誰しも気負いがちだが、1月6日、安藤隆春警察庁長官が記者会見で述べた次の言葉にはインパクトがあった。

「今年は暴力団対策が最重要課題だと位置づけている」

「さらに暴力団対策を進めることで、日本の治安の風景を変える覚悟でやりたい」

 安藤長官は、1972年、東大法学部を卒業して警察庁に入庁、警視庁公安部長、警察庁長官官房長、警察庁次長を経て、09年6月、警察庁長官に就任した。

 就任以来、最も力を入れてきたのは暴力団の影響力排除であり、特に、山口組6代目の篠田建市(通称・司忍)受刑者(銃刀法違反で服役)の出身母体である弘道会(本部・愛知県名古屋市)に目をつけており、愛知県警に「弘道会特別対策室」を設置させるなど、徹底摘発の方針を貫いてきた。

 全国警察の本部長集めた会議で、こんな言葉を残している。

「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団の弱体化はない」

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