雑誌
三菱の現在と未来特集
三菱よ 奮起セヨ!

いまどうなっているのか? 三菱の現状

 ここ最近の三菱を見ていると、量産乗用EV(i-MiEV)を世界に先駆けて発売。さらにクリーンディーゼルの投入と環境に優しい自動車メーカーとして、認知されてきている。とはいってもリーマンショック以来、自動車販売は大不振。

 今年上半期はエコカー補助金効果で盛り返したものの、10月から一気に約4割も販売台数が落ち込んでいる。ここらで奮起してもらいたいぞ、三菱! ということで、三菱車の現状と未来をみていこう!

※ ※ ※ ※

 と、その前に、三菱は再生したのかということ。'05年のダイムラー・クライスラーとの資本提携を解消し、三菱重工、三菱商事、三菱東京UFJ銀行の支援を受けて、「三菱自動車再生計画」を発表。'08年にはほぼ初期的段階終え、新たなる中期経営計画「ステップアップ計画」に着手した。

 本業のもうけを示す営業利益は、3月決算期のデータでは'05年3月期の赤字から一転、'07年3月期から'10年3月期まで5期連続の黒字化を果たしている。

 国内販売網の再編については'08年の中期経営計画時の販社120社から112社('10年1月1日)にスリム化。健全化に向けて進められているようだ。

 現在、こうした厳しい不況下にあっても'11年中の通期目標販売台数計画は、当期3000台増の112万4000台。さらに12月末に発表される新中期経営計画では、'13年度までに'09年比56%増となる150万台の販売目標を盛り込むという。'13年度中に市場に投入するPHVや新興市場ではグローバルスモールカーを発売する予定。ますます意気盛んな三菱。もはや再生したといっていいだろう。

 いっぽう、株価はリーマンショック以降、低迷を続け13年連続の無配が続く。こちらは厳しい状況が続きそうだ。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら