吉原 清児:著 『医師がすすめる「最高の名医」+治る病院』 腰痛・AKA(運動関節学的アプローチ)博田法
片田重彦 (かただ整形外科院長)
神の手や名人芸ではなく、科学理論に基づく手技治療です
かただ しげひこ
47年東京都生まれ。72年慶應義塾大学医学部卒業・81年藤田保健衛生大学講師。同年、スイスチューリッヒ大学(~82年)。86年国立小児病院医長。
93年開業、現在に至る。
 
整形外科の痛みや外傷を抱えた患者が東京・神奈川県全域から車で集まる手技治療の名医。予約のない患者も診るため待合室はいつも満員だ

関節のズレを瞬時に修復する画期的な腰痛治療

ぎっくり腰がその場で治る

「腰痛が劇的に消えると、大部分の方は『何が起こったのか』と驚きます。よその病院で、痛みは椎間板ヘルニアのためだから手術が必要といわれた人でも、治らなかった人は一人もいません」

 と語る、かただ整形外科(神奈川県)の片田重彦院長は、腰痛治療の達人である。

がん、脳卒中、心臓病からメタボ、うつ、腰痛、目、歯の病気、不妊症、EDまで、 日本人に多い10の病気の名医と全国の実力病院を紹介!
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吉原清児・著+講談社セオリープロジェクト・編
『医師がすすめる「最高の名医」+治る病院』

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 腰痛人口3000万人。昨今は腰痛教室に始まり、コルセット、牽引ベッド、マッサージ、鍼の他、抗うつ薬や神経ブロック(硬膜外)注射など、治療法は多種多様だが、どれも100%有効とは言えないのが現状だろう。

 しかし、日本人の腰痛の常識を大きく変えうる画期的な治療法が登場した。

 その注目の治療法とは、腰痛の原因となる関節(骨盤の内側にある仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節)のズレを修復する「AKA(運動関節学的アプローチ)博田法」である。

 最大の利点は、MRI検査など一切不要で、その場で結果が出ることだ。高い評判が口コミで広がり、地元周辺はもとより、神奈川県全域や東京からも常連が通う。

---AKA博田法の治療時間は?

「症状にもよりますが、平均して5分から10分間です。急性腰痛の場合は8割方が、1回の治療で1週間以内に痛みも消えます」

 同日午後遅く、片田医師に腰痛治療を受けたのは、仕事中に腰を捻ったという30代男性だった。急性腰痛、俗に"ぎっくり腰"といわれる症状は、ドイツ語で「魔女の一撃」ともいうように、大の男が寝返りも打てなくなる。

 だが、片田院長はそれを治すのに、ものの10分とかからなかった。治療の様子は以下のとおり。